世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

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可愛いエミリー 感想

エミリー原作

【可愛いエミリー 原作感想

 ルーシー・モード・モンゴメリといえば「赤毛のアン」シリーズで有名ですが、この
「エミリー」シリーズも彼女の代表作といえます。

 この物語を書き上げたモンゴメリは、やっと書きたいものを書いたと思ったでしょう。

あの「アン」シリーズは出版社と世間が続編を望んだためで、彼女自身はすでに書く
ことすら苦痛になっていたのですから・・。

 モンゴメリは「エミリー」を執筆するにあたり、少女時代の日記を読み返し構想を練り
自分によく似た生い立ちで作家を志望の少女エミリーを生み出しましました。

 エミリーはモンゴメリにとって自分そのもの。外見だけでなく創作の苦しみを感じる
内面描写はまさしく作者の心までをも投影していました。

 しかし読者に夢と希望を与える明るい物語だった「アン」シリーズに比べ、「エミリー」
シリーズは暗いという印象。

 やはりモンゴメリの壮年時に書かれているので、女性の苦悩や人生の苦さが作品の
中に織り込まれているからでしょうね。

 実際モンゴメリは夫の鬱病の世話をし、家事に子供の躾に力仕事までこなしつつ
作家として収入を得なければならないとても不幸な時期でしたので・・・。

 モンゴメリの自伝的要素が強いために、主人公エミリーが非常にリアリティに溢れ、
それでいてその内面が繊細に描かれ、エミリー(というかモンゴメリ)の文学に対する
想いや執着をひしひしと感じます。

 そしてモンゴメリらしくその詩情豊かな世界観は損なわれておらず、それでいて急速に
変化していく時代背景をよく描写していた気がします。

 それと「赤毛のアン」でもあったミステリー要素がこの「エミリー」にもあり、それを読むと
モンゴメリ特有のユーモアを感じて思わず笑みがこぼれてしまいました(^-^;

 「エミリー」を読むとモンゴメリ自身が感じた時代や文学に対する熱い想いを読むことが
でき 「アン」シリーズとは違う面白さがあると思いますね。




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