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星山博之のアニメシナリオ教室

 星山博之のアニメシナリオ教室  

【星山博之のアニメシナリオ教室】
出版年:2007年 著者:星山博之



【著者のデータ】
星山博之 ほしやま ひろゆき
(1944年5月13日~2007年2月7日)
中央大学文学部中退。大学4年生の頃に友人のりんたろうに誘わアニメ制作会社虫プロへ行った事がきっかけで、大学を中退しアニメ界に入る。富野由悠季監督作品、高橋良輔監督作品、神田武幸監督作品といったサンライズ作品の多くを手がけた。


 「機動戦士ガンダム」などで数多くのアニメ作品のシナリオを手掛けた、脚本家星山博之氏が自身の経験を元にシナリオの書き方をまとめた本。

 まぁ、正直自分はシナリオの書き方には全く興味ないけどw
普通に「脚本」というものがどういうものかを知る「本」として面白かったです( ´∀` )

 この本では星山氏が今までのシナリオ制作の経験を元に、実例を用いながらそのシナリオの書き方を事細かく解説。

 実例として最初にラストを考えて、その逆の状態からスタートさせるという手法。まずラストに母子が別れるシーンを描くと、冒頭はその逆として母との再開を待ちわびる子供を描くという構造。

 そうこれ「機動戦士ガンダム」での、アムロとその母親とのすれ違いシーンなどで具体的に描かれている。

 なによりその別れを際立たせるのに客観視した第三者を置くというのがあるけど、
アムロと母親との別れにブライトが立ち会うシーンがそれだ。

 ブライトの他人行儀な「お子様をお預かりします」というセリフは妙に印象が強かったけど、あの名シーンは
このような手法を駆使して生まれたんだなぁ、という事に感激w

 シナリオの書き方より星山氏自身の人生観や仕事への取り組み方、アニメへの想いを読むことができてそこに共感しました。

 脚本の教則本としては普通なのでシナリオを学びたいなら専門書を読んだほうがいいけど、自分としては「機動戦士ガンダム」「銀河漂流バイファム」が生まれた理由などを知ることができてそこが嬉しかったですね。

 なのでその星山氏が2007年に62歳で亡くなられた尾は残念でした。
星山博之氏のご冥福をお祈りいたします。












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