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原作「あしながおじさん」

あし1-  

【あしながおじさん】

原題 Daddy-Long-Legs 
著者 アリス・ジーン・ウェブスター

 ジーン・ウェブスターの原作小説「あしながおじさん(原題 Daddy-Long-Legs )」に対する感想を書いてみました。




【あしながおじさんの感想】

 ジルーシャ・アボット(愛称ジュディ)は、ジョングリア孤児で暮らしていた快活で創造性がある18歳の孤児の女の子。

 ある日彼女の書いたある作文がジョン・スミス氏という名の評議員(正体は富豪ジャーヴィス・ペンデルトン)の目にとまり、彼の援助により彼女は大学へ進学する事になる。

 ジルーシャが大学で勉強を続け援助を受けるためのには、毎月ジョン・スミス氏に手紙を書き送る事が条件でした。

 そしてこの評議員ののっぽな後姿を見たジルーシャは、彼を「あしながおじさん」と呼び手紙を書き続けます。

 そして最後は思いを寄せていた「あしながおじさん=ジャーヴィス」と結婚する、というハッピーエンドで物語は終了します。

 この小説は冒頭部分のみ普通の物語形式で進みますが、その後の大学生生活は全てジルーシャが「あしながおじさん」へ宛てた手紙で構成されている手記形式の小説。

 手紙である以上すべての出来事、人物評はジルージャから見た主観であり、彼女のユーモアに溢れたものの見方が分かり楽しく読むことができます。

 この作品にはジルージャが手紙の中で描いた絵(作者ウェウスター女史の描いた絵)が中々に面白く楽しめましたねw

 作品の面白さはやはり主役のジルージャの書く手紙でしょう。彼女の主観で書かれていますがその見方、言動が作品の面白さを増しています。

 それと自分の名前を嫌い「ジュディ」と改名したり必要以上のお金をくれるあしながおじさんに

「いつかそのお金を返さねばならず、その代金を支払う為に自分の将来を抵当にしたくない」

 と言ったりします。そして奨学金を貰い自立しようとする事に反対するあしながおじさんに、猛然と反発したりとユーモアだけでなくかなりしっかりした考えの持ち主である事が分かります。

 あしながおじさんが自分の思い通りに彼女を動かそうとしますが、なかなか上手くいかない様子も見所でしょう。

 ジルージャの最後に書く手紙が、実はラブレターになっているのも洒落ていてきれいななオチになっていましたね。

 文庫で約218ページの作品なので手軽に読めるので一読をお勧めします。

 ちなみにジュディのモデルとなったのは、筆者の大学時代のルームメイトで詩人のアデライデ・クレプシーという人物であるといわれています。





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