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最高の建物と街を描く技術

最高の建物と街を描く技術 (1)■

【最高の建物と街を描く技術


出版年:2023年 

最高の建物と街を描く技術 (2)

 建築誌の「建築知識」「2019年10月号」「2021年6月号」で2回にわたり特集した背景画・パースの描き方を解説した背景イラストの技法書。

■1章 ルールがわかれば建築が描ける

2章 リアリティを演出する作画術

3章 舞台設定別建築の知識と演出の技術

4章 図法と構図の基礎知識


■5章 絵の上達は設計熟達の近道




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 上の画像を見れば分かる通り、建物などの室内(家具や階段、室内植物など)の描き方が解説されています。

 イラスト、漫画技法書のような作例を用いた解説というより、建造物の構造を理解させるような解説方法ですね。


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 上の画像にあるように、建物の構造分析やパースの取り方など背景技法書としての基本は抑えてあります。

 イラストや漫画などで家を描くとどうしてもハリボテみたいな感じになってしまいますが、本書ではそうならないよう作例を用いて細かく解説。

 作例で部屋の間取りなどを紹介しながら解説しているのは、建築誌で描かれた本だなあとは思います。

 ただ建築誌的な視点からの背景の描き方を記した本書は画期的とはいえますが、これが実際役に立つかは微妙…。

 作例がたくさんある訳でもないですし、いわゆるイラスト的漫画的な背景の描き方に慣れていると扱いずらい所もあるかなと…それと値段が3520円は高すぎる気が…

 建築誌が解説した背景技法書で使いにくい所はありますが反面、建物の構造を理解した背景画の描き方は大変参考になるため、お財布に余裕がある人は購入してみるといいでしょうね。











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