HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

Daddy-Long-Legs 勝田文

001_20100620163825.jpg 

【Daddy-Long-Legs】

Scan10010.jpg
【 勝田 文(かつた ぶん)】
 愛知県出身で2000年「メロディ」(白泉社)11月号に掲載された「幸福の髭」でデビュー。日本を舞台とする作品では、旅館や下町といった昭和の雰囲気を持ったものが多い。2005年に「Daddy Long Legs」で「あしながおじさん」(原作ジーン・ウェブスター)を漫画化した。

 
勝田キャラ

 こちらは勝田文さんという女性漫画家の2005年発表の「Daddy-Long-Legs」。

 タイトルが「あしながおじさん」ではなく原題の「Daddy-Long-Legs」が使われていて、舞台は昭和初期の日本が舞台になっています。


ジュディ=井出樹(いでいつき) 

ジャーヴィス=辺見千博(へんみちひろ) 

サリー=さえ、ジュリア=純子
 

となっていますが全員、原作から日本名にしています(「井出樹」を逆から読むと、ジュディだったりしますw) 

 原作を知っている人なら分かるネタもありますが、知らなくてもすんなり入れるのでマンガとしてかなりの良作。

 勝田さんの絵は女性の方が描かれる繊細なタッチで、尚且つシンプルなので、原作「あしながおじさん」のほのぼのとした世界観をうまく表現しています。 

 この作品ではジャーヴィス=千博=あしながおじさん側から見たジュディ=樹が描かれるのが特異。

 原作、アニメではあしながおじさん=ジャーヴィスが一体何を考え何故そのような行動をとるのか?

 心情が描かれていないので理解しにくい、というより描かれない為にやや傲慢な人物に見えてしまいます。 

 この作品ではあしながおじさん=千博の心情が描かれているので彼がが何故そのような行動をとるのが理解できるというのが新鮮。

 原作と同じように千博も樹をさえの家に行かせなかったり、アルバイト禁止したり給費生(奨学生) になるの反対したりするんですが、千博の心情が描かれているんで 彼の行為が理解できます。 

 千博は完璧人間でもなんでもなく怒りもするし嫉妬もする、要は普通の男として描かれているのは微笑ましい(原作のジャーヴィスもこのような心情だったのではと思うw)

 原作の「あしながおじさん」になかったジャーヴィスの心情というのを作品内で描き、質の良いリメイク作品にしたのは素晴らしいの一言。 

 …ちなみにこの作品でもさえは出番少ない、代わりに純子は大活躍…原作では大親友なのに、報われないな( ´∀` )

 でも勝田さんのタッチで「赤毛のアン」「若草物語」なんかを読みたいですね→
「勝田 文」関連著作
スポンサーサイト



| キャラ・原作・本・DVD・CD・グッズ | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

No title

十傑作さんこんばんは。

>絵のタッチといい着眼点といい センスの良さが感じられますね。
自分も着眼点はいいなと思いました。

>探して読んでみようかな…。
機会があれば購入するのもいいかもしれません。

ではでは

| はぎ | 2010/06/21 21:49 | URL | ≫ EDIT

No title

絵のタッチといい着眼点といい
センスの良さが感じられますね。
探して読んでみようかな…。

| 十傑作 | 2010/06/21 11:28 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://hagi0002.blog31.fc2.com/tb.php/292-0c0b8b94

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT