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1977年 アニメ あらいぐまラスカル 感想

ラスカルOP 

【1977年アニメ「あらいぐまラスカル」感想

  「あらいぐまラスカル」は前年の「母をたずねて三千里」のような波乱万丈の旅ではなく
スターリングとラスカルそして友人達との交流の日々を綴った1年間の物語といえます。

 この作品において有名になったのがあらいぐまの「ラスカル」でしょうね。
日常を描く作品は退屈になりがちなのですが、この作品の場合はラスカルの存在が
話を盛り上げました。ラスカルの愛らしさは人を和ませますし、単純に可愛らしいです。
平凡な日々の生活にラスカルが花を添えると同時に、問題行動も起こします。

 そんなラスカルに振り回されつつ、スターリングにとってラスカルはペットではなく
友達といえます。何故ならスターリングのお母さんはガンのため作中亡くなってしまい
ますが、そんな傷心のスターリングを慰めたのがラスカルだからです。
ラスカルがいたからこそスターリングはお母さんの死を乗り越えられたので、2人には
友達と思うほどの絆がありました。

 そしてこの作品はラスカルもそうですがスターリング少年の成長を描いています。
スターリングは大人びた感じに見えますがケンカや家出もします、それでいて色恋沙汰
には疎く、思春期になる少し手前の少年がよく描かれていました。
そんなスターリングの成長を過度にならず、かといって地味になりすぎず見事に描いた
のが「あらいぐまラスカル」だと思いますね。

自分は「赤毛のアン」が少女の成長物語なら「あらいぐまラスカル」は少年の成長物語
だと考えていますがどうでしょうか?

 最後汽車がミルウォーキー目指して走り続けるカットでこの作品は終わります。
スターリングの少年時代の終わりを告げる象徴的なシーンですが、地味なラストが
「あらいぐまラスカル」といえるかもしれません。
しかしこんな地味なラストが逆に余韻を残し心に染み入る感動を与えるのだと思います。

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COMMENT

Heikaさんこんばんは。

>自分はスターリングの物語だと思います。
確かにこの作品はすたーりんぐの物語ですよね。

>つくづく日本のアライグマ問題が残念でなりません。
これは本当に残念な問題です、元々は人間の責任ですから。

ではでは

| はぎ | 2011/10/07 08:10 | URL | ≫ EDIT

「ラスカル」はラスカルが有名になってますけど、自分はスターリングの物語だと思います。スターリングが周囲の人と繰り広げる一連のドラマが面白いと思いますし、野生動物を飼うことの難しさも描いているのに、つくづく日本のアライグマ問題が残念でなりません。

| Heika | 2011/10/07 06:50 | URL | ≫ EDIT















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