HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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赤毛のアンレビュー 1話 2話 3話

1話 「マシュウ・カスバート驚く」

【物語】
 1897年のカナダ東部のプリンスエドワード島のアボンリー村にあるグリーンゲイブルズと呼ばれる家にマシュウ・カスバートとマリラ・カスバートの老兄妹が住んでいました。マシュウは年老いた事もあって農作業が大変になってきたのでホークタウンの孤児院から10~11歳くらいの元気な男の子を貰い受け養子にしようとしました。その男の子を引き取るためにマシュウはブライトリバーの停車場にやって来ましたが男の子はどこにいなく赤い髪をしたそばかすだらけの女の子が待っていたのです。名をアン・シャーリーといい マシュウはアンをグリーンゲイブルズの家に連れて帰りました。

【感想】
アン1-アン・シャーリーの初登場シーン。マシュウは女の子のアンを見て驚きます。男の子ではなく女の子がいたのですから!
 世界名作劇場第6作1979年作「赤毛のアン」。世界名作劇場シリーズで原作が最も
有名で、今もテーマパークやスピンオフ映画や本、アニメが制作されたりする少女小説の
金字塔と言い切っていい作品かもしれません。

この「赤毛のアン」は少女小説最高傑作のアニメ化といっても間違いない作品です。

 その主役アン・シャーリーの声優は山田栄子さん。この山田さんは後の世界名作劇場
作品の常連声優さんになり、主役準主役7役も演じておられます。

 この頃は山田さんはアン役にまだ慣れていないのか演技が拙いです。山田さんの演技の
上達ぶりとアン役にはまる様を見るのも楽しい作品でもあります。


2話 「マリラ・カスバート驚く」


【物語】
 馬車はグリーンゲイブルズに到着し、マシュウとアンは家に入りました。ところが家で待っていたマリラは、期待していた男の子ではなく女の子を連れてきた事に腹を立て、マシュウを叱責します。それを聞いていたアンはテーブルに伏せて胸も張り裂けんばかりに泣き出します。マリラはとりあえず一晩アンをグリーンゲイブルズに泊める事にしました。マリラは明日ホワイトサンドのスペンサー夫人の家に行ってアンを夫人に返そうと考えるのでした。

【感想】
アン2-アンはマリラの前で大仰に泣き崩れます。確かに女の子は要らないといわれればショックですが、その泣きっぷりが、すご過ぎて思わず笑いそうになります(^^
 サブタイトルの「マリラ・カスバート驚く」ですがそのままというのが分かる回。
アンはマリラに名前を聞かれ「アンって名前はロマンチックじゃないからコーデリアと呼んで」
といったり「アン」と呼ぶなら「Ann」ではなく「e」のつく「Anne」と呼んでほしいとお願いしたり。
ショックを受けても名前を気にしているんで、突飛としかいえない子です、アンは(^-^;

 ちなみにアニメ「赤毛のアン」は原作に忠実に作られており、原作のアンが話しているセリフ
をアニメのアンが同じ事をそのまま話しています。
 
 訳本によりニュアンスは違いますが、原作本のアンのセリフを追いながらアニメを見ると、
その忠実な作りが分かりより楽しめます。

アニメを見る機会があったら、原作本を同時に読みながら視聴することをお勧めしますね(^^


3話 「グリーン・ゲイブルズの朝」

【物語】
 マリラはアンを返すためにホワイトサンドのスペンサー夫人の家に向かいます。それを見ていたマシュウもアンとの別れをとても辛く感じ別れ際の声が耳に残ります。マシュウはどうしてはっきりあの子をグリーンゲイブルズに置いてやろうとマリラに言わなかったのか、自分の臆病さに腹が立って仕方がなかったのです。

【感想】
アン3-アンの別れ際の言葉が心に残るマシュウ。
マリラにアンを置いてやろうといえない自分に腹が立っていました。
 原作はアンのおしゃべりが多くそこが最大の魅力になっています。
アニメ「赤毛のアン」はその原作のイメージを損なわないようアンのおしゃべりを描き
アンがどういう風な仕草で話しどう聞かせるのか、上手く作ってあり物語に引き込まれます。
高畑勲さんの演出や脚本家、そして山田さんの演技の賜物でしょう。

赤毛のアン」ではアンのセリフも楽しく、アンが花に名前をつけているのを見たマリラが
花に名前なんて付けてなんになる?と聞きますがアンは

「おばさんも(マリラ)ただ女と呼ばれるのは嫌だと思わない?」

確かに言われればそうですがwこういう切り返しや面白いセリフもたくさんあるので
その辺も「赤毛のアン」の見所のひとつといえますね。


 

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| 赤毛のアンの関連記事 | 01:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ある名作ファンさんこんばんは。

>アンのマシンガントークとマリラの突っ込みが楽しいですよね。
この2人のやり取りが「赤毛のアン」では面白いですよね。

>画面にもアンの想像(妄想)が花びらとかであふれているときに、
こういう演出が最初はありました、この演出についていけなかったですが(^-^

>ナイスタイミングであってオチが付くのがまた何とも(笑)
ドリーマーなアンに大人のマリラの突っ込みが楽しいです。

>アンってそこがすごく魅力に感じます。
やはり有名ですから魅力にあふれた作品ですよね、アンは(^^

ではでは

| はぎ | 2011/12/18 19:02 | URL | ≫ EDIT

ついにアンが!

赤毛のアン、大好きな作品なのでレビュー開始うれしいです~
りんさんもおっしゃっていますが、アンのマシンガントークとマリラの突っ込みが楽しいですよね。

ドリーマーなアンが喋っているときは、「やれやれ」顔のマリラがこの後どう突っ込むのか楽しみで仕方ありません(笑)

アンがこう何かすっかり別の世界に行ってしまって、画面にもアンの想像(妄想)が花びらとかであふれているときに、
「・・・何が何だかさっぱりわからないね。」
「それはともかくお弁当はなくてもいいのかい?」

とか、こういう突っ込みがナイスタイミングであってオチが付くのがまた何とも(笑)(白百合姫とかだと完全に夢の世界からドタバタパニックになってますし^^;)

マリラやマシュウの深い優しさも、アンの夢の世界も、そしてボケと突っ込み的面白さも、すべて併せ持っている。アンってそこがすごく魅力に感じます。

| ある名作ファン | 2011/12/18 08:22 | URL | ≫ EDIT

りんさんこんばんは。

>「ペリーヌ物語」は原作を知らない私にとっては、
お役に立てて嬉しい限りです~(^^

>私達も丁度今、アンを見始めたところです。
見返すと新たな発見があり楽しめますよね。

>私はアンのマシンガントークが大好きなのですが、
自分もアンのおしゃべりが大好きですね。
石神さんが抵抗があったというのも同時に分かりますが(^^

>マリラという客観的な視点があり、それが物語を面白く
そうマリラのつっこみが面白かったりしますよね、この作品w

>マシュウの画像がナイスチョイスですね!
マシュウの心情の変化も面白く見れます。

レビュー読んでいただいてありがとうございます!!

それでは

| はぎ | 2011/12/15 02:56 | URL | ≫ EDIT

マリラのつっこみ

はぎさん、こんにちは。
はぎさんのレビューとても楽しく読ませていただいています!
特に「ペリーヌ物語」は原作を知らない私にとっては、なるほどなるほどと興味深いことばかりでした。
そして今度は、ついに「赤毛のアン」!
大好きな作品なので興奮しています(笑)私達も丁度今、アンを見始めたところです。(というかはぎさんのレビューを読んでいたら見たくなった)
アンは、しょっぱなから強烈な個性を放っていて、見る人によっては好き嫌いが分かれるようですが、どうでしょうかね。私はアンのマシンガントークが大好きなのですが、初見の時の石神さんは抵抗があって一度視聴をやめたそうで、その後最後まで見てめちゃめちゃはまりました。^^
ドリーマーなアンに対して、マリラという客観的な視点があり、それが物語を面白くさせているじゃないかなぁと感じています。マリラの「やれやれ」や「バカバカしい」の後に続くセリフも笑えるんですよね。もうマリラがどういうつっこみをするのかを待ち構える始末です。(笑
なんだか長くなってしまってごめんなさい。i-201

マシュウの画像がナイスチョイスですね!
ここの画像を見るだけでちょっと…涙i-241

| りん | 2011/12/14 09:52 | URL | ≫ EDIT

広島県のTさんこんばんは。

>この話のアンを観てると、面白すぎて笑ってしまいます。(笑)
この頃のアンは見ているだけで笑えます(^^

ではでは

| はぎ | 2011/12/12 20:21 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>「アン」のセリフの面白さは、名作劇場の中でもトップクラスですね。
そうアンのセリフは聞いていて面白いですよね。

>原作からいじれない点では、スタッフ泣かせだったみたいですけど。
いじらなかったのが正解だったかもしれません。

>原作に忠実に作ることにしなかったら、どんなものができたか
どう変えるのか?逆に見てみたい気はしますね(^-^

ではでは

| はぎ | 2011/12/12 20:18 | URL | ≫ EDIT

とっても笑えます。

アンは必死ですが、この話のアンを観てると、面白すぎて笑ってしまいます。(笑)

| 広島県のT | 2011/12/12 19:12 | URL | ≫ EDIT

「アン」のセリフの面白さは、名作劇場の中でもトップクラスですね。それだけに、原作からいじれない点では、スタッフ泣かせだったみたいですけど。原作に忠実に作ることにしなかったら、どんなものができたか気になる作品でもあります。

| Heika | 2011/12/12 07:27 | URL | ≫ EDIT















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