HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

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第40話 「はじめましておじさま」 レビュー

あしなが・40-1

第40話 「はじめましておじさま


【物語】

 ジュディを乗せた車はニューヨークへ向かって走り続けます。そしてなんとかジュディは車を降り雨の中を走り始めようやく家にたどり着き「あしながおじさん」を探し続けます。その部屋をジュディが見るとそこには「あしながおじさん」が立っていました。その「あしながおじさん」はジュディのよく知っているジャーヴィスだったのです。2人は抱き合うのでしたが突然ジャーヴィスが倒れてしまいました。お医者さまが呼ばれジュディはようやく落ち着きを取り戻しました。グリグスさんが持ってきたファイルをジュディは見ますがそこにはジュディが 「あしながおじさん」に書いた手紙のすべてがファイルされていました。そしてそのファイルには「あしながおじさん」が書いたジュディ宛の手紙が入っており開封し読み終えた時ジュディは泣いていました。病気で苦しんでいるジャーヴィスおじさまの手を取ると一晩中看病を続け翌朝元気に回復していたのです。それから4年後、ジュディはジャーヴィスとロックウィローの教会で結婚式を挙げます。ジュリアはジミーと婚約し結婚はジミーが大学院を卒業してからです。サリーは大学を卒業後、家の仕事を手伝いながら勉強を続けていました。「みんな幸せになりそうです。それもこれもすべて、あしながおじ様あなたのおかげです。感謝しますあしながおじ様、おじ様の事は一生忘れません。私のジャーヴィス、あしながペンデルトン・スミス・おじ様へ ジュディアボット」
ジュディはあしながおじさんへの手紙にそう書き綴るのでした。

【感想】
あしなが・40-2ジュディがあしながおじさんの元へいくと、初めて会った時のように長い影が・・・

 今回は前回から比べると後日談なので、Aパートは延々「あしながおじさん」
の家に行くのに当てられます。いうまでもなく「あしながおじさん」はジャーヴィス
でしたが、その後病気で倒れジュディは手紙を読み彼の心情を理解します。

 でもこの展開はちょっと・・・ジュディは孤児である事を自分の口で告白したのに
ジャーヴィスの告白は手紙とは・・・

 そもそもジュディの答辞が感動的なのはその告白が友達、先生、そして視聴者
に対して向けたものだったからです、彼女の勇気ある告白に皆は感動したのです。

 しかしジャーヴィスの告白はジュディのみに対してなのでその意味では重みが
違います。そもそももっと早く言えばよかったのでは?

 「あしながおじさん」である事言うのはさほど辛い事ではないはず。
ジュディは孤児になりたくてなった訳ではないですから、その偏見や劣等感に
打ち勝つのは大変だったはず、しかし彼女は克服しました。

 それに対してジャーヴィスは自分の意思で「あしながおじさん」になった訳です
から、その尻拭いは自分でやるのが当然、にもかかわらず、自分が 「あしなが
おじさん」である事を自分自身の口から言う事すらしないとは・・・

 個人的に言わせてもらうと、39話と40話は逆でもよかった気はします。
ジャーヴィスが自から「あしながおじさん」である事を告白し、それを聞いたジュディ
も皆に嘘をつき続けてはいけないと思い孤児である事を皆に告白する。

 形としてはこうした方がよかった気も・・、しかい物語的にはできないですよね。
放送当時視聴者は「あしながおじさん」が誰か知らないのでラスト正体が分かる
構成になるのは当たり前ですから。

 たとえ「あしながおじさん」=ジャーヴィスと分かっても初めて観る場合なら
物語自体も初めて観るのですから感情移入できます。しかし観返すと物語すべて
知っているので「あしながおじさん」=ジャーヴィスの行動が気になります。

ジャーヴィスって人間的にどうよ?という感じですね。

 ジュディが好きになるジャーヴィスをうまく描けたかという点に関してはアニメ
私のあしながおじさん」は疑問が残ります。でもラストは大団円で終わりました
のでそこは「私のあしながおじさん」らしくて素晴らしかったと思いますね。


あしなが・40-3ジュディとジャーヴィスは結婚式を挙げ皆に祝福されます。とにかく大団円ノラストでよかったです。



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第39話 「過去からの卒業」 レビュー

あしなが・39-1

第39話 「過去からの卒業


【物語】

 卒業まであと1週間に迫りジュディは3週間ほど前にマスター女子大学の文学部から合格の通知を受け奨学金を受けて大学に進学する事が決まったのでした。その後ジュディは卒業式に答辞を読む事になりました。卒業式当日、ジュディはあしながおじさんを待っているとそこへジュリアの両親がやってきてジャーヴィスが出張から帰って以来、体を壊してしまい肺炎で入院していると言うのです。ジュディは卒業式を前にして走り出すとタクシーを捕まえようとしますがその時サリーとメルノア先生が駆けつけ卒業式へ引き戻されます。ジュディは最優秀卒業生として答辞を読む為、壇上に上がり読み上げその時、言わなければならないと思っていた事を壇上で語り始めたのです。スピーチが終わった時、会場は拍手で包まれました。サリーもメルノア先生もスローンさんもみんな泣いています。ところがその時グリグスさんが慌てて駆けつけ、あしながおじさんが倒れたからすぐに来てほしいと言うので慌てて車に飛び乗りました。

【感想】
あしなが・39-2最優秀卒業生として卒業式の壇上に上がり、答辞を読むジュディですが、そこで彼女は・・・

 「私のあしながおじさん」の実質の最終回といって言いですね。
自分が孤児である事を隠し続けてきたという事実に今回ようやく決着が付きます。

 というより本作はこれを描いていたはずなんですが・・・とにかく物語的には
答辞に至るまでの過程までは慌しい回でもあります。

 まずジャーヴィスが肺炎で入院しているのを知り、卒業式を放り出して彼の元
に駆けつけようとします。サリーとメルノア先生が止めるんですが、止めなければ
卒業式をすっぽかしたのかな?その後「あしながおじさん」に相談してみようとし
ますが顔も知らないのにどうやって?

 とにかくジュディは最優秀卒業生として答辞を読む為、壇上に上がりました。
でも一体いつジュディは自分が孤児である事を、告白しようとしたのかな?

 冷静に見ると最後の答辞で自分が孤児である事告白する心理的変化が描き
きれていないんですよね。


あしなが・39-3

 まぁ、それら色々な不具合がありました・・が・しかしジュディの答辞があまり
にも素晴らしいのでそんな事どうでもよくなりましたが(^-^;;

長文ではありますが、掲載する価値があるのでここに書きます。

「私の生まれたこのアメリカ合州国はリンカーン大統領の理想に基づいて自由と
平等と博愛をうたっています。でも本当に自由でしょうか?本当に平等でしょうか?
本当の博愛なんてあるのでしょうか?私は小さな時からずっとそんな疑問を持ち
続けていました。それは私の生い立ちがあまりにも不幸だったからです。でもある
方が私のそんな疑問に答えて下さいました。この会場のどこかにいらっしゃる私の
後見人のおじさまです。おじさまと言っても、実はまったく血のつながりのない見ず
知らずの方なのです。それなのにおじさまは無償の善意、ただそれだけで3年間、
私を援助して下さったのです。おじさまはある施設の運営委員の1人でした。
その施設とは・・・その施設とは「孤児院」です。そうです、私はジョングリア孤児院
からこのリンカーン記念女子学園に入学したのです。私はニューヨークの下町に
捨てられていたそうです。両親はおろか身寄りとなる人は誰も知らずに育ったのです。
そんな私がこうして立派に卒業を迎えられたのは、いつも親身になって私を援助して
下さったおじさまの善意があったからです。その暖かい善意が偏見や中傷から私を
救い上げ育てて下さったのです。そして今、私ははっきりと知りました。おじさまが
与えて下さったのは学費や生活費だったのではなく1人の人間として生きていく為の
勇気だったのです。私はやっと自分のいじけた思い込みから開放され自分の生い
立ちをお話しする事ができました。あしながおじさま、聞いていらっしゃいますよね。
これが私にできる精一杯の感謝のしるしです。本当に ありがとうございました。
ただもっと早く気付くべきでした。自分が孤児である事を隠し続けたばかりに私は一番
大切な友人を失いました。もっと、もっと早く決心するべきだったと後悔しています。
こんな私をこれまで暖かく包んで下さった先生方ジュリア、サリー、 ジミー、
ボブスローンさんハーディーさん、そしてたくさんの友人たち。私はこの学園に学んで
始めて自由と平等と博愛がこの国に存在する事を知りました。私を支えて下さった
みなさん、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう」 


その後グリグスさんが駆けつけ「あしながおじさん」が倒れたからすぐに来てほしいと
言われ、慌てて車に飛び乗ります。「ジャーヴィス」と「あしながおじさん」が同時に
病気という展開になります。当たり前ですが、ジュディにとって二人は別人ですので
ジャーヴィスは放っておいて、ジュディは「あしながおじさん」の元へ向かいます。

 この回、答辞以外はとにかく無理やりお話が進むんですよね。というより初めに
答辞がありそれにあわせて物語が作られている感じ。

まぁ、答辞が素晴らしいので、細かい事は気にならない回でしたね(^^


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第38話 「悲しいプロポーズ」 レビュー

あしなが・38-1

第38話 「悲しいプロポーズ

【物語】

 ジュディはクリスマスの夜に泣きながらファーゲッセン寮に帰ってきました。その後ジャーヴィスから手紙が冬休みの間、毎日のようにやってきましたが1通たりとも読む事はありませんでした。冬休みの途中にジュリアとサリーがニューヨークから帰ってきました。サリーはジュディにはロックウィロー農園のセンプルさんからの手紙を渡しキャリーとアマサイが結婚するので友達を誘って一緒に来てほしいと書かれていました。その時グリグスさんから電話があり、あしながおじさんも自分も結婚式には行けないのであしながおじさんの名代としてジュディに参加してほしいと言うのです。ジュディはサリーとジュリアの3人でロックウィロー農園に出かけました。センプル家に到着するとおじさんやおばさんから歓迎されジャーヴィスも来ていました。結婚式は無事終了し花嫁と花婿が教会の外に出てきました。ジャーヴィスはジュディに「私と結婚してほしいんだ」と告げるもジュディは断ってしまいます。その言葉を聞くとジャーヴィスはショックでその場に崩れ落ちます。ジュディはそのまま結婚式の観客にまぎれて去ってしまうのでした。ジャーヴィスはその日のうちに車でニューヨークに帰ってしまいます。

【感想】
あしなが・38-2ジュディにプロポーズをするも断られ、ガックリとうなだれ膝をつくジャーヴィス・・・。

 ジュリアのお母さんの陰謀でジュディはジャーヴィスを諦めてしまいます。
ジュリアも自分がお見合い断ったらジュディとジャーヴィスにこれほど迷惑が
かかるとは・・・自分のお母さんの性格がよく分からなかったようですねw

 孤児のジュディとお金持ちのジャーヴィスとの階級を超えた恋は実るのか?
ここら辺りになるともうもうそんなこと気にしなくてもいいのではとか思う頃です。

 昔のジュディなら孤児である事隠して諦めるより、孤児である事告白して
ジャーヴィスに結婚を問うと思う、それでダメなら彼女も後悔せず諦めたと思い
ますが・・・しかしそれをすると物語が終わってしまうんで、もう強引に話を引き
伸ばすために延々悩み続けている感じだ。

 でもジュディが孤児院出身である事隠すのは分からなくもないけど、
ジャーヴィスが「あしながおじさん」である事隠し続ける理由が分からない。

 というより隠したままジュディに結婚申し込むのはおかしくないか?
まぁ正体を明かすとお話が終わってしまうんだが(笑)

 4クールに入り恋愛ループを繰り返していますが、その為「あしながおじさん」
の存在理由がなくなっていますね。一応「あしながおじさん」に奨学金の話をし
許しを得ますがそれ位で、後は手紙は書きますが殆どほったらかしです。

 4クールは恋愛要素を入れつつ同時に、ジュディが「あしながおじさん」と
対立し葛藤しつつ、どう自立していくかも描く予定だったと思います。

 しかし奨学金の話は34話で許しを得てしまい簡単に解決したのでそれ以降
今回38話まで恋愛軸がメインでお話が続いていますね・・・

 次回で孤児である事への劣等感克服が描かれ何とか話をまとめるんですが
本当に何とかって言う感じだ。


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第37話 「聖夜のさようなら」 レビュー

あしなが・37-1

第37話 「聖夜のさようなら


【物語】

 ジュディはクリスマスの日にニューヨークのジュリアの家で開かれる社交界のパーティーに招待されていたのです。しかしお金持ちの人ばかりが参加するパーティーでジュディは行きたくありませんでした。「あしながおじさん」に社交界のパーティーに出てよいか手紙で尋ね「行くな」と言ってほしかったのですが「あしながおじさん」はジュディに社交界のパーティーがどんなところか見てくるようにと書かれていたのです。孤児院出身のジュディは社交界には出たくなかったのですが、ジャーヴィスも出席するので彼が守って下さると思い社交界に行く事にしたのです。 社交界が始まると最初にジュリアが客に紹介されました。ところがジュリアのお母さんはジュリアのお友達も紹介し始めサリーの次にジュディが紹介されますが家柄を話す事ができません。家柄やどこの出身かを尋ねますがジュディは答える事がでなかったのです。そこへジャーヴィスおじさまがやってきてジュディの危機を助けてくれます。ジュリアのお母さんはジュディの家柄について既に調べており、ジュディが孤児院出身である事も知っていたのです。ジュディが孤児院出身であることは誰にも言わない、その代わりジャーヴィスからは手を引きなさいと言うのです。ジュディはジャーヴィスとは住む世界が違う思い会場を去るのでした。

【感想】

あしなが・37-2ジュディにジャーヴィスとの付き合いは止めなさいと脅されるジュディ・・娘ジュリアの心中はいかに?

 ジュディはジュリア家の社交界のパーティーに行きたくなかったのでした。
前回のこと考えればジュリアのお母さんとは会いたくないでしょうね。

 「あしながおじさん」に社交界のパーティー「行くな」と言ってほしかったのですが
実際はどんなところか見てくるようにとの事でした。行きたかったジミーの別荘
には行かせないで、行きたくないパーティーには行けとは優しいお言葉(^-^;

 それにしてもジュリアのお母さん露骨にジュディに辛く当たります。
娘の縁談潰されれば怒るのは分かりますが、娘ジュリアの心中はいかに?

 ネチネチとかつてのジュリアのようにジュディをいたぶりますね~
ああ~昔のジュリアを見ているようだ~(^-^;

 ジュディには社交会の雰囲気にはまったくなじめませんでしたが、ジャーヴィスと
結婚すれば馴染めないではすまないよな。ジュディは孤児院出身であるので、
結婚後はしっかり自分を持たないと精神的に参りそうw

 ジュディが孤児院出身であることは誰にも言わない、その代わりジャーヴィス
からは手を引きなさいというジュリアのお母さん。とにかくジュディとジャーヴィス
が結ばれると物語が終わってしまいますから強引にでも引き裂かないとまずい
ですので、ジュリアのお母さんに頑張ってもらわないと困りますね。


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第36話 「今を生きるために」 レビュー

あしなが・36-1

第36話 「今を生きるために

【物語】

 ジュリアはパーラーにジミーを呼び出すと、これから見合いすると告げられジミーはおめでとうと言うとジュリアはありがとうと言ってパーラーを飛び出してしまいました。ジミーから連絡を受けたジュディはパーラーへ行き町の中を探し始めました。ジュリアは駅で行くあてもなくニューヨークとは反対の方向に終点までの切符を買うと汽車に乗り込もうとします。それを目撃したジュディに引き止められジュリアは ただ泣き続けるばかり。ジュリアがパーラーにいるという連絡を受けてジュリアのお母さんが迎えに来ました。連れて行こうとするお母さんに対しジュディはジュリアは一生懸命幸せをつかもうとしていた気持ちをわかってあげてくださいと懇願しました。それを聞いていたジュリアは仮病をやめて立ち上がると、見合いに行くと言いだし自分の口ではっきりと断ってくるというのでした。ジュリアの言葉にジュディもサリーも大喜びでしたがお母さんは頭を抱えてしまうのでした。

【感想】

あしなが・36-2お母さんが苦労してまとめたお見合いを断るというジュリア・・・それはマズイのでは?

 ジュリアはお見合いをジミーに止めてほしかったのですが、予想通りジミーは
止めませんでした。でもジミーは事実上ジュリアをふったしそして自分はジュディ
にふられた訳で、あっさりジュリアに乗り換える訳にもいかず困った状況です。

 でも理由はどうあれ結果的に何もできなかったのでね「私のあしながおじさん
の 男性陣は頼りないというか、キャラが立っていないというか・・・

 しかし4クールに限っていえば、ジュディ達も頼りない行動が目立ちました。
ジュディは現実から逃げてはいけないとジュリアを説得しますが、ジュディも
孤児院出身というのを隠して、現実から逃げてるので説得力に欠けます。

 前回ジュリアの方が大人と書きましたが、今回の物語展開は大人のジュリアを
子供のジュディが説得するというのに無理を感じました。

 ジュリアはお見合いに行きはっきりと断ってくるといいますがでもどうだろう?
このお見合いは両親が苦労してまとめたんで、これを断れば両親の顔に泥を
塗る事になるしジュリアならその事、分かっているはずでしょう。

「上流社会は家柄や地位を守る為に
             自由を売らなければならない」

 かつてのジャーヴィスの言葉ですが、 上流社会を知るジュリアはこの事を
理解できない訳はないんですよね。好きな結婚相手を選ぼうとするジュリアは
家柄や地位だけでなく、自由まで手に入れようとしているように見えます。

 この時代は親の決めた相手と結婚するのが当たり前だし、その仲で幸せを
掴む方法もあるはず(ジュリアの両親がそうだろうし、2人は幸せそうだしね)

 いくら優しい淑女になったといっても、ジュリアは当時の上流階級の人間なので
世界観を保つ意味でも、彼女を現代人と同じ目線まで下げる必要はないのではと。
今回の物語展開はやや視聴者にサービスしすぎた気がしました。

 結果的にジュリアのこの行為は、娘をそそのかしたとしてジュディがお母さんに
眼を付けられるという結果を生みます。 

ジュリアの自由の代償をジュディが支払う事になってしまいました。


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第35話 「孤独な青春」 レビュー

あしなが・35-1

第35話 「孤独な青春

【物語】

 冬が近づき明日の日曜日はジュディの17才の誕生日です。ジュディは日曜日にジャーヴィスと誕生日パーティーを、サリーはボブとドライブに出かける約束をしており、和気あいあいとしていました。ところがジュリアは日曜日だというのに行くあてもなく寂しさを感じるのでした。するとそこへジュリアのお母さんから電話があり、明日の日曜日にニューヨークの不動産王の息子と見合いをするから来るようにと連絡があったのです。ジュリアは好きな人がいるからと言って電話を切り、意を決するとジミーに電話をかけ会う約束を取り付けたのです。そして日曜日、ジュリアは寮を出て行ってしまったのです。その後ジュリアのお母さんがジュリアを迎えに来ましたが彼女の姿はどこにもありません。ジュディはジュリアが家出したのではないかと思い始めました。

【感想】

あしなが・35-2化粧をする3人ですが、皆成長し見た目も大人になり、そして女らしくなりました。

 ジュディは17才の誕生日を迎え、3人とも見た感じも大人になりました。
前回ジャーヴィスの政略結婚についての話しがありましたが、今回はジュリア
自身にその話しが持ち上がってきます。ジュリアはそう簡単に受け入れられる
はずもなく苦悩しますが・・・

 それにしてもジュディもサリーも自分達の恋に浮かれていてジュリアの変化に
まったく気がつかないのがアレですよね。ジュリアはジミーにフラれた時も、
ジュディとジャーヴィスの恋を心配していたのとは対照的。しかもジュリアは結婚
の事は心配かけまいとおくびにもださずもう大人です。

 かつて自分の感情を隠そうとはせず言いたい事を言いまくっていた彼女とは
違うのでジュリアの健気さがよく理解できます。
その反面ジュディ達の、あまりの鈍感さに引いてしまいますが・・(^-^;;

 しかしジュリアもまだ17才である以上、精神的に追い詰められそして家出という
行為に出ます。親の決めた結婚を嫌がり、本当に好きな男にそれを止めてもらい
たい・・・王道展開とみるか、ベタ展開とみるかは人それぞれ(^-^

 前回ジュディとジャーヴィスとの恋話がひと段落付いたので、エピソード的に何か
作る為にジュリアの結婚話を入れた感じ・・・しかも2話連続で。

 ジュリアに襲い掛かる試練は厳しいですが、彼女はそれを乗り越えて行き立派な
女性へと変わっていきます。ここまで来ると主役ジュディを完全に食っているよな~


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第34話 「この胸のときめきを」 レビュー

あしなが・34-1

第34話 「この胸のときめきを


【物語】

 月刊ヤングタイムの編集部から手紙が届きジュディの送った作品は自分の考えの羅列でしかなく小説になっていないと書かれていました。ジャーヴィスの指摘は正しかったと悟ります。ジャーヴィスおじさままは、大手の銀行シティーバンクの頭取の娘を紹介され政略結婚されそうになっていると言うのです。それを聞いたジュディは、部屋に帰るとベッドで泣き伏しました。そこへジャーヴィスおじさまから手紙が届きゴミ箱に捨ててしまおうとしますが、思いとどまり机の上に保管しておきます。しばらくすると今度はあしながおじさんから手紙が届きました。手紙にはハイスクール在学中はあしながおじさんの援助を受け続けるなら奨学金で大学に行く事を認めると書かれており、奨学金を受けられるほど勉学に励んだジュディへのプレゼントとして100ドルも同封されていました。ジュディはあしながおじさんが奨学金を認めてくれた事に喜びました。そしてジャーヴィスからの手紙を思い出し、封を開けると非礼の謝罪とお互いの行き違いがあったようだから誤解を解く為に5時に正門前で待っていると書かれていたのです、ジュディが時計を見ると、もう8時を過ぎていました。ジュディは正門前に駆け出すと、そこにジャーヴィスが待っていたのです。ジュディはジャーヴィスに抱きつき2人は抱き合い口づけを 交わすのでした。

【感想】
あしなが・34-2ジュディの夢で孤児院出身であるというのがジャーヴィスとの恋を隔てる壁のような扱いになっていますね。

 冒頭ジュディの夢で、孤児院出身であるというのがいつの間にかジャーヴィス
との恋を隔てる壁のような扱いになっています。

 ジュディの孤児である劣等感克服という本来のテーマと恋愛パートを同時に
描くという無理がこういう形で出てきたと思います。

 そもそもジャーヴィスとの恋は階級恋愛の様相を呈していますし、二人は身分の
違いを乗り越えられ結ばれるのか?というお話になっています。

 そしてジュリア、二人の仲を心配しジャーヴィスについて電話でお父さんに聞く
なんて、友達思いというより人が良いというかなんというかw

 ここまでくるとジュリアはもう完全に大人でジュディを追い抜いてジュディの
「もう大丈夫だから」という、ばればれの嘘をジュリアは見抜いています。

 ジュリアは前半の高飛車で嫌味とか言うねちっこさはなくなり、完全にサバけた
性格のキャラになりました。逆にジュディは前半のさばけた所はなくなり4クールに
入りジャーヴィスとの恋愛に悩みうじうじした性格になってしまいました。
二人のキャラクター性が完全に入れ替わってしまった感じです。

 そしてジャーヴィスが大手の銀行シティーバンクの頭取の娘を紹介され政略結婚
されそうになっている事を知ります。

 個人的にジュリアが政略結婚に対して嫌悪感を示すのは違和感ある。心情的な
反発はあるでしょうが、上流社会ではこういうの珍しくないでしょうし昔はどこでも
(日本でも)親が決めた相手と結婚するのが当たり前でしたしね。

 あしながおじさんジュディが奨学金で大学に行く事を認めましたね、それより
100ドルか・・・また金ですか、相変わらずです(^^

 最後にジュディとジャーヴィスの世界名作劇場、初のキスシーンがありますw
それはいいとして、お互い好きである事を確認したのでもう二人は結ばれたはず、
・・・でも残り6話もあるんですよね・・・ まだまだ引っ張ります(笑


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