HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

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わたしのアンネットレビュー 22話 23話 24話

22話 「ダニーの宝物」

【物語】

 お父さんはダニーの治療の為にお金を使い牛を売ります。ルシエンはモレルから揚げパンをアンネットの家に持っていくように言われてしまい、重い足取りでアンネットの家に向かいました。すると玄関先でダニーがノアの方舟で遊んでいたのです。ルシエンは嬉しくなって話しかけ謝るとダニーは快く許してくれたのでルシエンは嬉しくてたまりませんでした。

【感想】
アンネット・22-ダニーは大怪我させられたのに、ルシエンの事を、どうも思っていないようです。何故だか理由は分かりませんが・・・。
 アンネットはダニーがルシエンの事を、何とも思っていないのが不思議です。

 そして自分がルシエンの木彫りを捨てた事をダニーが知ったら、嫌な人間だと
思われるのではと不安になり、捨てた事を後悔します。
この辺りアンネットの方も、罪の意識のようなものを感じていますね。

 ダニーという人をまったく恨まない純真な子供がいるから、アンネットは自分の
持っている「憎悪」が異様と感じるようです。

 ダニーという純真な子供がいるからアンネットは自分の「負」の側面と向き合わなけ
ればならないのでしょう。


23話 「悲しい嘘」

【物語】

 マリーはダニーの足が治らないのではないかと直感し、それを聞いたモレルはピエールにダニーの足の様子を聞きに行く事にしました。その頃アンネットの家ではモレルとマリーがピエールとクロードおばあさんからダニーの足の話を聞いていました。そしてダニーの足が一生治らない事をダニーが偶然にも聞いてしまったのです。そしてダニーは泣き叫ぶのでした。

【感想】

アンネット・23-自分の足が一生治らないと聞き、泣き叫ぶダニー。痛々しい描写が続きます。
 マリーはルシエンの様子から、ダニーの足は一生治らないと理解しました。
改めて加害者の家族が出てきましたね。確かに被害者も辛いですが、同じように
加害者も辛いです。 ましてそれらの家族を見るのは、もっと辛いですよね・・・

 でもお父さんやクロードおばあさんは、ルシエンやその家族にまるで恨み
言すらいわず、驚くような聖人君子の対応は凄いとしかいえないです。

 これに関しては原作のお父さんもダニーに怪我をさせた、ルシエンとは話し
たがらなかったですが、それ以外は大人の対応をしていました。


24話 「アンネットの涙」


【物語】

 モレルはショックで熱を出し倒れてしまいました。翌日ダニーはアンネットたちには内緒で家を抜け出していたのです。ダニーは受けた心の傷が消えず、廃鉱に迷い込みます。鉱山の縦穴に落ちて出られなくなってしまいました。心配したアンネットとお父さんはペーペルを連れて森の方に探しに行きましたがダニーは見つかりません。しかしペーペルが廃鉱の入口に案内してくれたおかげで無事にダニーを助け出す事ができました。

【感想】

アンネット・24-鉱山の穴に落ち、父親のピエールに助けられます。
 ルシエンはダニーに怪我をさせた為に、皆に白い目で見られましたが、もし
その足が治れば、皆に許してもらえるかもと考えていました。

 アンネットもダニーの足が治れば、今回の事は事故の一つと考え許したかもしれ
ません。

 しかし今回ダニーの足が、一生治らない事を知り、ルシエンの起こした行為は
単なる一過性の事故にはなりませんでした。

 しかもダニーがその事実を知り泣き叫ぶので、アンネットの家族もどうしていいか
分からず戸惑います。 そしてルシエンのお母さんは過労で倒れます。

 確かにルシエン達も辛いですがマリーが言う通り、ルシエン以上に辛いのは
アンネット達です。 アンネットとルシエンお互い辛い状況になっていくのが
見ていて痛々しく、視聴し続けるのはある意味大変です。





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わたしのアンネットレビュー 19話 20話 21話

19話 「思いがけない診断」

【物語】

 ダニーはそれから毎日、松葉杖で歩く練習をしましたが上手に歩けるようにはなりません。ルシエンは木彫りが完成し、森のペギン爺さんにそれを見せにいきます。そしてペギン爺さんはナイフ1本でここまで完成させたルシエンの腕を見込んで、本式の彫刻を教えてやろうと言ってくれたのです。再びダニーがシャトーデーの病院に治療に行った時、先生はお父さんにダニーの足がもう治らないと宣告したのです。ダニーはこれから一生、松葉杖で歩かなければならなくなってしまいました。

【感想】

アンネット・19-ダニーは松葉杖での生活しかできないと聞かされ、ショックを受けるアンネットとお父さん。
 村人のルシエンに対する態度ですが、これでも原作に比べアニメでは和らいだ
描写になっています。

 アニメでは冷たい視線ですんでいますが、原作での村の店は他の客にはサービス
をしてくれますが、ルシエンにはしてくれません。それどころかまともに話そうともしま
せんので。

 そしてダニーの足ですが、医者はもう治らず一生松葉杖での生活しかできない
と宣告します。・・・ルシエンがダニーを怪我をさせただけでとんでもないのに
松葉杖での生活しかできない体にしてしまった訳です。

・・・こ、これは・・・子供が背負うには余りに重い十字架。

 「わたしのアンネット」はこの重いテーマを正面から描いた作品で、よく制作で
きたなと思わずにはいられません。


20話 「ノアの方舟」


【物語】

 ダニーの足は秋には治るのかと問うルシエンに対し、アンネットはルシエンの足は一生治らないとお医者さんが言っていたといいます。そしてアンネットは怒りのあまりに受け取ったノアの方舟を玄関から薪置き場に投げ棄ててしまったのです。アンネットにそう告げられたルシエンは暗い森の中を歩き続けペギン爺さんの家に行くと、泣きながらその事を告げました。ペギン爺さんに説得されてもう一度ダニーが彫刻を受け取ってくれるまで作り続けようと決心するのでした。

【感想】

アンネット・20-ルシエンは「ノアの方舟」を作りますが、アンネットから「何にもいらないからダニーの足を返してちょうだい」といわれ方舟を壊されます。
 何というか最悪の展開になりました。ルシエンがダニーを怪我をさせただけでも
きつい展開なのにその先があるとは思いませんよね。
ダニーの足は元に戻らず松葉杖がなければ、歩けない体になってしまいました。

 重すぎる十字架・・・これを作品のテーマにして物語を描こうとしたスタッフに
敬意すら感じてしまいます。

 このような重いテーマを描いているこの作品は、どう頑張っても明るい展開に
なる要素はなく、ひたすら重苦しく、辛い展開が待ち受けています。


21話 「罪の重さ」

【物語】

 その夜ペギン爺さんは自分の過去をルシエンに話し始めました。ペギン爺さんは銀行に勤め、妻子供2人がいました。博打、酒に溺れて銀行を首になり妻は朝早くから夜遅くまで一生懸命働きました。ぺギン爺さんは銀行の金に手をつけ、警察に捕まり牢屋に入れられます。妻は病気で亡くなる前にペギン爺さんの罪を許し、そのペギン爺さんも刑務所を出ました。ロシニエールの村で親切な人に農夫として雇われ、ペギン爺さんは一生懸命働きました。その後に木彫りで生活を立てる事を薦められます。やがて主人も亡くなり、ペギン爺さんは森の奥で1人で暮すようになったのでした。そしてダニーはモントルーの病院に行きますがそこの先生も、同じようにもう歩けないと宣告したのです。

【感想】

アンネット・21-
 ぺギン爺さんはルシエンに、自分の過去の出来事を話しますね。 
過去に銀行で働いていたが、博打と酒でダメになるという典型的な話です。

 ぺギン爺さんはルシエンに教えを説くように語りますが、今回はぺギン爺さんの
語りですべてお話が進んでいる所があります。 

 原作が「神の教え」を説く宗教小説なのでこういう語りのようなもので話が進む物語
展開になるんですよね。

この先、語りや教えのような、説法を説くようなシーンが増えていきます。





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わたしのアンネットレビュー 16話 17話 18話

16話 「病院」

【物語】

 事故で谷に落ちたダニーは幸い命は助かりましたが、足に大ケガを負いました。ダニーは、翌朝、隣町のシャトーデーの病院へ荷馬車に乗せられて連れて行かれる事になりました。しかしシャトーデーの病院の先生はダニーの足が複雑骨折しているというのです。マリーはルシエンを連れてバルニエル家へ謝りに行きました。マリーはアンネットのお父さんとアンネットに謝りました。アンネットの心は閉ざしたままでどうしてもルシエンを許す気持ちになれなかったのです。

【感想】

アンネット・16-ルシエンは学校に行く途中、村人たちのルシエンに対する悪口を聞いてしまいます。
 アンネットとルシエンは、被害者と加害者の関係になったといえます。
現代でも交通事故などで、いつでも被害者と加害者になりかねないので
それらを考えると見るのが辛い描写が増えます。

 村人のルシエンに対する悪口もそうですが、母と姉も加害者の家族も一緒に
白い目で見られるわけで・・・あまりにも重い展開・・・・。
わたしのアンネット」は重く辛い、考えさせられる作品とよく分かります。


17話 「森の老人」

【物語】

 学校ではダニーとルシエンの話しで持ちきりでした。休み時間にルシエンがアンネットに謝りに行くと、アンネットを無視して走り去ってしまったのす。ルシエンが1人で木彫りをしていると、森のペギン爺さんがルシエンに声をかけてきました。アンネットはダニーとの約束を果たす為、丘にカモシカの木彫りを探しに行きました。アンネットは丘でカモシカの木彫りを見つけると、それを持って帰ろうとしますが、木彫りを見ているうちにルシエンへの憎悪を思い出しそれを谷底へ投げ棄ててしまったのです。

【感想】

アンネット・17-学校でもルシエンがダニーにした事で持ちきりでした。ルシエンには非常に辛い状況です。
「ダニーの足をこんな事にして。もしダニーの足が元どおりに治らなかったら、
私ルシエンに必ず仕返ししてやるわ」

 アンネットは隠そうともせず、堂々とこう発言したりします。
気持ちは分かるけど、こうはっきり言われるとそれはどうかと・・・弟をこんな目に
合わされればアンネットのように考えるのが普通というのも理解できますが・・・

 アンネットのような少女もルシエンに対する仕返しを口にする。人間としては
当たり前の行動とはいえますが、その感情は「憎悪」という負のものですから、
それを口にし見せられるとアンネットというキャラに感情移入しにくいですね。


18話 「ダニーの松葉杖」


【物語】

 ダニーが足を怪我をしてから1ヶ月がたちシャトーデーの病院へ再び診察に行く日です。病院で先生からあと1ヶ月はギプスを外してはいけないと言われてしまいますが、明日から松葉杖を使って歩く練習をする事になりました。1週間後にクラスでベール湖にピクニックに行く事になりました。そしてピクニックの日、食事の後の2時間ほどの自由時間にルシエンはジャンやフランツと一緒に釣りをします。そして川へ落ちたルシエンを見てアンネットは大きな笑い声を出して笑いだしそれを見たルシエンも川に浸かりながら笑いました。

【感想】
アンネット・18-松葉杖を付いて歩く練習をするダニー・・・この時はまだいいのですが・・・。
 そういえばマリアンはフランツが好きなんですね。マリアンはともかくフランツは
最初出てきた時はそれっぽい子に見えましたが、その後はたいした活躍もなく
どう考えても薄いキャラクターw 

 勉強や運動などができるとかそういうエピソードがもっとあればキャラが立った気
はしましたが・・・。

 でもクラスの男子たちは、ルシエンに優しいです。原作では男女の生徒や先生
そして村中の人間から嫌われ相手にされなくなり、ルシエンも皆に嫌われすぎて
人と接するのが怖くなるほどです。原作ではその点は、徹底されていましたね。





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わたしのアンネットレビュー 13話 14話 15話

13話 「すれ違うこころ」

【物語】

 学校が終わった日アンネットが鏡を見ているとルシエンが後ろから驚かさせた為手鏡を落として割ってしまったのです。ダニーがルシエンと一緒にルシエンの部屋に行くと、手作りの彫刻がたくさんありました。クラウスが思わず牛の木彫りを落とすとルシエンは怒ってクラウスを引っぱたいてしまいます。一方アンネットは家で割れた手鏡を見つめているとダニーが泣きながら帰って来たのです。アンネットはルシエンが自分に引っぱたかれた事に腹を立ててダニーとクラウスに仕返しをしたのだと思い込み、ルシエンに会いに行ってルシエンと絶交だと言って泣きルシエンの頬っぺを引っぱたくと、手を振りほどいて駆けだしてしまうのでした。

【感想】

アンネット・13-ルシエンは自分の作った木彫りの牛を壊され、怒りでクラウスを叩き落とします。
 ルシエンの連れてきたクラウスが、ルシエンの作った牛の木彫りを落とします。
それにルシエンは怒って、クラウスを掴みはたき落としてしました!

 確かに自分が作った物を壊されれば怒りたくなりますが、ルシエン12歳に
しては思慮に欠ける行動ともいえるでしょう。

 こういう所今までの世界名作劇場の子供なら、そういう思慮の足りない行為は
しないか、怒ってもうまい具合にその怒りを処理したりしますからね。

 でも普通は自分の物を壊されれば、思わず怒るのが普通ともいえます
そういう意味で「わたしのアンネット」アンネット、ルシエンともに、現実の子供に
近い描かれ方をしているともいえます。

 その後アンネットはルシエンがダニーとクラウスに仕返しをしたのだと思い込み
2人のすれ違いが更に大きくなりそして次回いよいよといえる回がきます。


14話 「おそろしい出来事」

【物語】

 アンネットの13歳の誕生日まであと半月、その頃ルシエンが丘に行くとダニーが1人で花を摘んでいました。ルシエンはダニーにクラウスを引っぱたいた事を謝りカモシカの木彫りをプレゼントします。そして明日の誕生日にアンネットの為に大きな花輪を作ろうと提案します。しかしダニーはアンネットがルシエンを絶対にパーティーには呼ばないといいます。ルシエンは怒りだし、ダニーの持っていた花輪を奪い取ろうとしました。しかしクラウスルシエンに噛みついてしまい怒ったルシエンはクラウスを捕まえると谷から落とすと言いました。しかしクラウスはルシエンの手から逃れる為にルシエンの手に噛みつき、ルシエンは手を離し、クラウスを深い谷底に落としてしまったのです。さらにクラウスを助けようとしてダニーまでもが谷底に落ちてしまうのでした。

【感想】
アンネット・14見ていた視聴者、誰もが 「あっ!!」と声をあげる衝撃シーン!!ある意味世界名作劇場シリーズで一番の衝撃的なシーンかもしれません。
 前回の「南の虹のルーシー」は最初からポップル一家の農場獲得という目的が
提示され話が進んでいきました。 しかし「わたしのアンネット」はその辺の目的が
提示されておらず、何をしたいのかよく分からない作品ともいえました。

 しかし今回14話を見るとこの作品は何をしたいのか、はっきり理解できます。
そして理解すると、もの凄く重いテーマを描こうとしているのが分かり、驚いた
視聴者も大勢いたのではと思います。

 ルシエンはクラウスを谷から落とすと言い、結果的にクラウスを助けようとして
ダニーまでもが谷底に落ちてしまうのでした。


15話 「ダニーを助けて!」

【物語】

 ダニーが崖から落ちて、ルシエンは恐くてどうしていいかわかりません。泣き声に気付いたルシエンのお母さんのモレルは、ルシエンに問いただすとダニーを谷底に落としてしまったと言うのです。モレルはすぐにアンネットのお父さんとクロードおばあさんに連絡し、お父さんはダニーを助ける為ロープを使って崖を降り始めました。お父さんは崖を降り、クラウスが元気に生きているのを発見したのです。ダニーを家に連れて帰ると、すぐにヨハン先生に診てもらいました。ダニーは足の骨折がひどく、ヨハン先生では手の施しようがなかったので、明日にシャトーデーの病院に連れて行く事になりました。ルシエンはアンネットの家のそばで様子をうかがっていると、アンネットにダニーの様子を聞くと首からかけて
いた木彫りの首飾りを2階の窓からルシエン目がけて投げつけたのです。

【感想】
アンネット・15アンネットは怒りながら、逃げたルシエンの胸ぐらをつかみ罵声をあぼせます。

 家族が騒いでいるのを見て、アンネットが事情を聞くとルシエンは

「僕は悪くない、わざとやっていない」

・・・とルシエンは、まだ言い逃れのような事を言っています。例えそうだとしても
崖に落ちたダニーを放って置いて逃げたのは事実、というより逃げてそのままに
した事が一番の罪なのですがその事に気がついていません。

 こういうところルシエンはよりリアルに描かれているので、素直に罪を認めず
それどころか言い逃れとかをするんですよね。

それよりアンネットは怒りながら、ルシエンの胸ぐらをつかみ

「ルシエン、あんたダニーに何をしたの? もしダニーが死んでいたら、あんた
を絶対に許さないわ。私が生きている限りあんたなんか絶対に許さないわよ」

 この時のアンネットは迫力ありました。 弟を崖から落とされれば当然の行動
ですが、アンネットがこれからどうするかがお話の軸ではあります。

 しかし何よりもダニーはよく、あの高さの崖から落ちて無事でしたね。
落ちた事もさることながら、よく助かったなという驚きの方が強かったですw





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わたしのアンネットレビュー 10話 11話 12話

10話 「ふたりの冒険旅行」

【物語】

 アンネットはキップを持たないまま汽車に乗ってしまいました。その頃家ではアンネットとダニーがいなくなったので、お父さんは辺りを探します。アンネットとダニーは終点のモントルーまで来てしまいすぐにロシニエールに向かう汽車に乗り込もうとしますが、おまわりさんに見つかってしまい、追いかけられているところをルシエンの姉のマリーに出会ったのです。マリーはホテルの休暇が取れたのでロシニエールに帰るところでした。アンネットとダニーはおまわりさんにさんざん怒られたあげく、マリーに連れられてロシニエールまで帰って来るのでした。

【感想】
アンネット・10-おまわりさん、駅員に追いかけられ最後ダニーと一緒に泣いてしまうアンネット。
 アンネットとダニーはキップを持たないまま汽車に乗ってしまいましたが
その後何とかルシエンの姉マリーと出会い助かりました。

 アンネットとダニーはおまわりさん駅員に追いかけられ泣いてしまいましたが、
勝気なアンネットがある意味唯一見せた弱味のような情けない姿でしたね。


11話 「クリスマスの贈り物」

【物語】

 ロシニエールに冬が来て、クリスマスイブが来ました。ダニーは玄関先にスリッパを置いておくと翌朝見に行くとスリッパの中にはオコジョの赤ちゃんが入っていたのです。ダニーはオコジョの赤ちゃんにクリスマスの聖徒の名前からクラウスと名付けて世話をしました。裏の池でクラウスと遊んでいた時、池の氷が割れてクラウスが池に落ちてしまいました。ダニーは一生懸命看病しましたが、夜になってもクラウスは元気を取り戻しません。しかし朝になってようやくクラウスは元気を取り戻し、ダニーは安心するのでした。

【感想】

アンネット・11-わたしのアンネット」のマスコット動物オコジョの「クラウス」です。
 クロードおばあさんはイギリスやフランスではクリスマスに贈り物をもらう風習が
あるけど、スイスではそういう風習がないと言っていました。

 そうなのか?何かキリスト教の国では皆当たり前かと思っていましたがスイス
ではそうではないようです。こういうところ本当に取材しているようで細かい所よく
描いていると思います。

 そしてクリスマスの日スリッパの中にオコジョの赤ちゃんが入っていましたが
これは原作にあるエピソード。お父さんもクロードおばあさんサンタを信じたといい
ますがこんな偶然があればそう思いますね。


12話 「白い森のできごと」


【物語】

 ある日、男2人組が近くの森に鉄砲の練習に来て山鳩を撃ち殺すと、そのまま置き去りにして次の獲物を求めて山の中に入っていきました。それを見ていたルシエンは怒りに打ち震え、学校の友達のジャンやアントンを誘って男たちの狩りの邪魔をします。アンネットもマリアンやクリスチーネを誘って山の上から雪の塊を落とし、男たちを森から追い返すのでした。そんな時、ルシエンは森の中で1人の老人に出会いました。その老人はペギンという名で、村人たちからは森の髭爺と呼ばれ村人たちを遠ざけて、森に1人で暮している変わり者でした。

【感想】

アンネット・12-1-先回りして男2人組みのハンティングの邪魔をします。ルシエンの勇敢な行動といえますね。
 男2人組が森に来ますが、彼らは猟師のように生活の為動物を撃つのでは
なくハンティング自体を楽しんでいる輩でした。

 それを見ていたルシエンは怒りに打ち震え、友達のジャンやアントンを誘って
男たちの狩りの邪魔をします。ルシエンの別人のような行動ですが、この勇敢な
行為を見てアンネットがルシエンを見直すのも分かります。
まぁ、ハンティングの邪魔なんかしたら、誤って撃たれる危険はありましたが・・・


アンネット・12-2-男2人にルシエンが捕まった所を1人の老人に助けられました。そう「ペギン」爺さんの登場ですね。


 

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わたしのアンネットレビュー 7話 8話 9話

7話 「チーズを作ろう」

【物語】

 アンネットたちが山の牧草地にやって来て2日目、今日はフェルナンデルさんの山小屋でチーズ作りを教えてもらいます。そしてアンネットとルシエンはロシニエールの村に帰る事になりました。夏休みも終わりアンネットとルシエンが川で釣りをしていると、見慣れない親子連れを見かけました。お母さんの喋る言葉は理解できるのですが、男の子の喋る言葉はドイツ語だったのでアンネットたちには理解できませんでした。その親子連れはモントルーからスバイスメンまで4年後に開通する鉄道の線路を敷く技師の家族でした。 翌日、学校に行くと昨日見かけたフランツという男の子がクラスに転校してきたのです。

【感想】

アンネット・7-びっくりするくらい詳細に、チーズの作り方が描かれます。
 「アルプスの少女ハイジ」でのチーズ作りは、漠然としてよく分かりませんで
したが、「わたしのアンネット」では、より詳細に作り方が分かります。

 まず搾り立ての牛乳350リットルを大鍋に入れ、凝乳酵素を入れて牛乳を
固めさらに細かく切りかき混ぜ、布で固形分だけ漉して木型に入れ、押し固め
ればチーズの出来上がりです。しかもチーズの作り方だけではなくチーズを作る
道具の作動原理まで詳細に描写されているのが凄い!

しかしながら確かにリアルで感心はしますが、面白いかといわれれば微妙・・・。

 「アルプスの少女ハイジ」ではハイジが、「楽しい事」をするワクワク感をスタッフ
が描きたくて、それがチーズ作りという行為でした。

 それの対して「わたしのアンネット」ではまずチーズ作りが先にあり、そこにいる
アンネット達はオマケのような感じです。チーズ作りの詳細を子供が見て面白いか
どうか・・普通に見れば退屈と感じるでしょう(大人は楽しいですがねw)

 スタッフが作劇上、描きたいもの(ワクワク感のようなもの)がある上でのリアルな
描写でないと、リアルは単なる退屈な描写になるともいえます。
リアルな描写をあまりにも追求するのは、諸刃の剣を感じました。


8話 「秋まつりの日に」

【物語】

 ルシエンがフランツに変な言葉を教えた事でアンネットとケンカになり絶交してしまいました。しかし数日後の野外授業の時、アンネットたちがいじっめっ子に絡まれているところをルシエンは助けに入り、再び仲直りするのでした。長い間山の牧草地で暮していた牛たちが村へ帰って来る日になりました。ロシニエールの村では恒例の秋祭りが開かれる事になり一番の行事はチーズの品評会です。お父さんのチーズは3位に選ばれ、アンネットは大喜びでした。

【感想】

アンネット・8-ルシエンと喧嘩して頬をひっぱたくアンネット。ルシエンのような男の子と仲良くなるとは、アンネットも人がいいかも?
 原作のルシエンは性格が捻くれており、それが故に皆に嫌われ、しかも醜い
男の子という、散々な設定を持つ男の子です。

 さすがにアニメではそこまでの酷さはなくなりましたが、それでもルシエンが
気弱でありながら、うじうじ文句を垂れとても男らしい性格とはいえないのも
原作を元にしているためといえます。

 しかも顔や容姿が美形とは程遠いデザインなのもある意味、忠実に原作を参考
にしたためで、この辺ルシエンは可哀想ですね(^^;

 それと転校生のフランツがでてきてドイツ語を話しますが、これを見ると
多言語国家スイスの事情が理解できます。

「アルプスの少女ハイジ」のハイジはドイツ語。
「ふしぎな島のフローネ」のフローネは英語。
わたしのアンネット」のアンネットはフランス語。
「ロミオの青い空」のロミオはイタリア語。

ちなみに全員スイス人ですが、4人が出会っても互いに会話は出来ませんね。


9話 「村に汽車がやって来た」


【物語】

 5年の歳月が流れアンネットは12歳、ルシエンも12歳になりました。そして明日はとうとうロシニエールの村にも鉄道が開通する記念式典が開かれるのです。開通式には村中の人たちが押しかけ大騒ぎとなりパニックとなってしまったので、汽車は開通式もろくに開かれないまま出発してしまいました。それから数日後、ダニーがあまりにも汽車を見に行きたがったので、アンネットはクロードおばあちゃんに内緒でロシニエールの駅まで汽車を見に行く事にしました。汽車が到着したのでアンネットはとまっている汽車の中にダニーを案内します。しかしダニーが客車に入ったところで客車の扉に鍵がかかってしまい、客車から連れ出す事ができないまま汽車はロシニエール駅を出発してしまいました。

【物語】

アンネット・9-ロシニエール村の一大イベント鉄道開通でした。
 前回から5年の歳月が流れ、アンネットもルシエンも12歳になっていました。
線路建設も進んでいましたが、5年かかって村に鉄道が開通しましたね。

 ルシエンも汽車に、はまったようで駅長、汽車ごっこしますが、それを見た
アンネットは「ルシエンはまだ子供」と呆れた顔で言い

「あれが私の友達かと思うと、感心するのを取り越して情けなくなるわね」

 アンネットもルシエンに対しては言いたい事いいますが、何気に男の子と女の子
そして2人成長の度合いが分かります。

 そのアンネットは停車している汽車の中でダニーを案内していたら客車の扉に
鍵がかかり汽車は駅を出発してしまい、そして次回に続くですね。



 

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わたしのアンネットレビュー 4話 5話 6話

4話 「おかあさんになったアンネット」

【物語】

 翌日、お母さんのお葬式が行われ、その後アンネットは早起きして朝食を作りダニーの子守りをしたり世話をしますが頑張りも長くは続きません。お父さんはお父さんはアンネットを休学させてダニーの世話をしてもらう事にしました。ところがロシニエール小学校のニコラス先生はアンネットが休学すると勉強が遅れるからと言って学校に来るように説得しに来ました。アンネットは朝から晩までダニーの子守りを続け、土曜日と日曜日にはニコラス先生の家で勉強に励み一生懸命頑張ります。お父さんはこれ以上アンネットに無理をさせてはいけないと思い、大叔母さんに家に来てもらおうと考えるのでした。

【感想】

アンネット・4-ダニーの世話ですが、さすがに7歳のアンネットには負担が大きすぎましたね。
 アンネットは早起きして朝食を作り、ダニーの子守りをしたりオムツを洗ったり
学校へ連れて行ったりしますが、結局泣き出して授業にならず・・。

 ニコラス先生は学校のない土曜日と日曜日だけ家にアンネットを呼び、そこで
勉強を教える事にしますが、非常に物分りのいい先生ですよね。

 鞭でお尻叩いたりとかの体罰もしませんから、その点は好感が持てます。
まぁ、バケツ持たして立たせたりはしますがね (^-^;

 お父さんは思案した上でこれ以上アンネットに無理をさせてはいけないと思い
大叔母さんに家に来てもらおうと考えました。


5話 「あたらしい家族」


【物語】

 アルプスの山に春が来た頃、クロードという名の大叔母さんが遠いルツェルンの町から馬車に乗ってやって来ました。クロードはアンネットの家にやって来るなり台所が汚いと小言を言います。アンネットはダニーを大叔母さんに任せて再び学校に通うようになるのでした。家では雌牛の子供が産まれそうになり大叔母さんに従って雌牛の面倒を見ているうちに、アンネットは大叔母さんの事がとっても好きになってしまいました。アンネットは大叔母さんの事をいつの間にかおばあちゃんと呼ぶようになっていました。

【感想】

アンネット・5-アンネットの家では雌牛の子供が産まれます。そしてアンネットとクロード大叔母さんをおばあちゃんと呼ぶようになっていました。
 ルツェルンの町からやってきたクロードおばあさんはアンネットの家にやって
来るなり、ダニーの手が汚れているとか台所が汚いと小言を言います。

 まさにお姑さんそのものですが、赤ん坊の泣き方でオムツが濡れてるかお腹を
すかせているか分かったりと、さすがに年の功ですね。


アンネット・5-2わたしのアンネット」でもジャンケンゲームがでてきますね。
スイスでジャンケン・・・これも「アルプスの少女ハイジ」と同じです(^-^;


6話 「牧場にて」

【物語】

 6月の夏がきてこの頃になるとこの地方の男たちはその草を食べさせる為に夏の間だけ牛を山の上の方に移動させるのです。アンネットとお父さん、そしてルシエンも5日間だけ山小屋で暮す事になりました。1年ぶりの山小屋を3人で大掃除し、ルシエンは大きな草刈り鎌の使い方を教えてもらいました。その後アンネットは子牛のロゼッタが崖から落ちそうになっているので助けに行くとアンネットも崖から滑り落ち、さらにアンネットを助けようとしたルシエンまで滑り落ちてしまいます。2人の体の上にロゼッタが乗っていたので2人は身動きすらできなかったのですが、飼犬のペーペルがロゼッタを崖の上まで追い払い、2人は無事に崖の上まで登る事ができたのでした。

【感想】
アンネット・6-子牛のロゼッタの下敷きになったアンネットとルシエンは身動きとれず。この時の2人のやり取りは面白いですね。
 アルプスの山々の頂上近くに生えた草を食べさせる為に、夏の間だけ牛を山の
上の方に移動さるため山小屋に来たアンネットたち。

 ルシエンはアンネットのお父さんに、大きな草刈り鎌の使い方をこと細かく教え
てもらいましたね。 確か「アルプスの少女ハイジ」のおんじも、この草刈り鎌を
使っていましたが、ここまで細かく使い方を教えてくれませんでした。

 こういう細かい描写が「アルプスの少女ハイジ」より細かく描かれているのが
わたしのアンネット」の特徴です。 同じスイスのアルプスが舞台なのでこの
2作品を比較して観ると面白いかもしれませんね。





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