HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

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小公子セディレビュー 37話 38話 39話

37話 「僕におばあさんがいた!母さんの味方?」

【物語】

 ドリンコート伯爵の屋敷でセディの世継ぎのパーティーが開かれ妹のコンスタンシア35年ぶりに屋敷に帰って来る事になったのです。コンスタンシアは屋敷に着くなりドリンコート伯爵との35年ぶりの再会もほどほどに、セディに屋敷を案内してもらいます。コンスタンシアは自ら手綱を取って馬車でセディと一緒にコートロッジのアニーを訪れます。コンスタンシアはドリンコート伯爵がセディとアニーを一緒に住まわせない事を詫びるのでした。

【感想】

セディ・37コンスタンシアとドリンコート伯爵は兄妹同士の割りに昔の事など語りません。伯爵の奥さんの事など聞きたかった気はしますね
 ドリンコート伯爵の妹コンスタンシアが35年ぶりに帰って来ました。コンスタンシア
は原作通り理性ある老婦人として描かれます。ドリンコート伯爵との35年ぶりの
再会もほどほどに、セディに屋敷を案内してもらいます。

 コンスタンシアは母アニーに会いドリンコート伯爵が親子を引き離した事を詫び
伯爵は以前ほどアニーを憎んでいないと言うのです。

 でもコンスタンシアは35年ぶりにドリンコート伯爵 に会った訳で何故にそんな事
分かるのかな? ドリンコート伯爵がセディよって人間らしくなったとしてもそこまで
いえるのは凄いです。


38話 「危うしセディ!ロンドンからの知らせ!!」

【物語】

 パーティーの為にブリジットもロンドンからやって来ました。コンスタンシアはパーティの招待客のリストの中にアニーの名前がない事を見つけました。コンスタンシアはドリンコート伯爵を必ず説得すると言いましたが、伯爵はアニーの参加を認めようとしません。セディはお母さんが参加できないと聞いてとても残念に思います。ドリンコート伯爵家にはイギリス中から貴族が集まり、屋敷の中は貴族であふれかえりました。そしてそこでドリンコート伯爵は未来の伯爵であるセディを紹介したのです。セディは自己紹介すると最後に「僕が伯爵になったらおじいさんみたいに、いい人になろうと思います」と言うのです。ドリンコート伯爵は面食らいましたが、とても喜ぶのでした。


【感想】
セディ・38-2ジェーンに泣いて詫びるブリジット。気がついたら凄いいい娘になっていましたね。
 ブリジットの再登場で、母ハリス夫人は身体の具合が悪くこれませんでした。
ブリジットはセディやジェーンと再会し意地悪ばかりして来た事を詫びます。

 変わりましたブリジット!これで 「小公子セディ」のヒロインになりましたね。
意地悪な子が良い子になるとキャラが引き立ちます。

 ドリンコート伯爵は頑としてアニーの参加を認めませんが、こうなるとドリンコート
伯爵は頑固というより子供だよな。

 特に領主としての凄さが分からないので、単なる我侭な子供がそのまま大人に
なった感じです。そのドリンコート伯爵はパーティーでセディを紹介すると

「僕が伯爵になったらおじいさんみたいに、
                    いい人になろうと思います」

セディはこう言いますが、これ原作ラストのやつですがここで使っていいのかな?

セディ・38-3伯爵はいい人と言い切るセディ・・・誰も(視聴者も)思っていないですよねw


39話 「僕はニセモノ?現れたもう一人の若君!」

【物語】

 ハヴィシャムさんはセディには伯爵を継ぐ資格がないと言うのです。ドリンコート伯爵の今は亡き長男ビービスは7年前にロンドンでミンナという女性と結婚し1年後に離婚したが、ミンナには6才になるトムという名の男の子がいた事が今朝判明したと言うのです。そして突然ミンナとトムが屋敷にやって来たのです。ミンナは自分がドリンコート伯爵の正当な後継ぎだと言って屋敷の使用人たちに居丈高に振る舞います。セディは自分が伯爵にならなくても、今までと同じようにおじいさんの子供であり続けると聞いて喜びました。

【感想】

セディ・39ドリンコート伯爵の今は亡き、長男ビービスの妻ミンナと6才になる息子トムが登場。 
 ドリンコート伯爵の今は亡き、長男ビービスの妻ミンナと6才になる息子トム。
原作にも出てくるキャラや話なので物語は佳境に向かいますね。

「あれはわしが好きだ。わしは人にまったく好かれておらん。しかしあれはわしを
好いておる。決して恐れん、いつも信じてくれる、このわしを…」

 ドリンコート伯爵はコンスタンシアにそう言いますが、突然ミンナとトム登場した
から伯爵はセディの素晴らしさ愛しさが今まで以上に理解できるんですよね。

 その為ドリンコート伯爵は、今までの自分の我侭さを反省し改心するのです。
ミンナとトムは物語的にもでも重要なキャラですよね。


 


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小公子セディレビュー 34話 35話 36話

34話 「コッキー危ない!崩れ落ちたレンガ!!」

【物語】

 セディはアールスコートへ毎日出かけ、村の子供たちと一緒に建設現場で木材やレンガを運んで仕事を手伝います。貴族院の議会が始まるのでドリンコート伯爵はしばらく屋敷を留守にしてロンドンに行く事になりました。アールスコートの建設現場では急ピッチで新しい家が建てられていましたが、建築資材が遅れがちで建築ができなくなりそうになっていました。実はニューイックさんがハーリントンと手を組んで建築資材を横流ししてそのお金を懐に入れようとしていたのです。

【感想】
セディ・34伯爵はアールスコートの改築費がかなりかかるのに驚いていました。しかし領主とは何をするのが仕事なのな?
 貴族院の議会が始まるのでドリンコート伯爵は、しばらく屋敷を留守にしてロンドン
に行く事になりました。でも貴族院の会議って何をするんだ?相変わらず貴族社会が
どんなものかよく分かりません。

 ドリンコート伯爵アールスコートの改築費がかなりかかるのに驚いていました。
それはそうなんですがドリンコート家は金銭的には大丈夫なのかな?この辺りも深く
突っ込んで語られることはなかったです。

「わしは横暴な人間だ。わしは自分勝手で思いやりなどというものは今まで一度も
持った事がなかった。アールスコートなどわしには関係ないと思っておった。それを
あの子は…今までにこのような事があったか?」

 ドリンコート伯爵はハヴィシャムさんと一緒にロンドンへ行く途中、自分の今までの
行為を、セディによって恥じその真情を吐露した発言といえます。


35話 「助けてセディ!消えたコッキーのなぞ!」


【物語】

 ニューイックさんとハーリントンが資材を盗みだす相談をしているのをアールスコートの子供たちがこっそりと聞いてしまいました。コッキーはみんなより一足先に資材置き場に来ると、ニューイックたちは既に資材の積み込みを始めていました。セディたちは小屋に近づき中をのぞくとコッキーが捕まっていたのです。干し草小屋ではセディがコッキーを救出しようとしますがその途中に見つかってしまい、セディはコッキーを逃がすとニューイックに立ち向かいます。ところがそこへウィルキンスさんが駆けつけセディを助けてくれたのです。村人たちが駆けつけた事を知ったニューイックやハーリントンは尻尾を巻いて逃げ出すのでした。

【感想】

セディ・35ニューイックサンは原作ではアールスコートの酷さを、伯爵に提言していた人物でしたが・・・
 ニューイックさんはアニメでは完全な悪人ですね。そのニューイックさんが資材
泥棒をする回で、子供達がニューイックのような大人を捕まえようとする無理が
ありますが、活劇を入れて話を盛り上げています。

 セディとニューイックがもみ合いになりかなり危険でしたが、そこへウィルキンス
が駆けつけ助けてくれました。

 でもニューイックさんは原作ではアールスコートの酷さを、ドリンコート伯爵に
提言していた人物だったのに、アニメでは泥棒にされて可哀相です(^ー^;;


36話 「サーカスにつれてって!村の収穫祭」


【物語】

 アールスコートの建て替えはすべて完了し、建物は見違えるほどきれいになっていました。収穫祭にはサーカスや移動遊園地も来ると聞いてセディは収穫祭が待ち遠しくてたまりませんでした。しかしアールスコートの子供たちはお小遣いをもらっていないのでサーカスを見る事ができないのです。お母さんは自分たちで何かを作って、それを教会のバザーに出品して、その売り上げを子供たちのお小遣いにすればいいと言うのです。さっそくバットとグローブと ボールを作り始めます。村ではサーカスが開かれます。教会のバザーは押すな押すなの大盛況で、刺繍やバットは飛ぶように売れていき、子供たちはお小遣いをもらって遊園地で遊んだりサーカスを見て楽しむのでした。

【感想】

セディ・36-1ニューイックさんを許してと、お願いするセディですが・・・
 ドリンコート伯爵はニューイックを見つけて、償いをさせてやるとと言いますが、
セディは許すようにお願いします。 でもニューイックは罪を犯したので罰受けるのは
当然で、野放しにしてはいけませんし、捕まえなければいけません。

 セディがニューイックをかばう気持ちはわかりますが、この辺の事をドリンコート
伯爵はきちんと説明できませんね・・・

セディ・36-2バット、ボール、グローブの
野球用具はイギリスでは売れないのでは?

 収穫祭にサーカスや移動遊園地も来ますが、アールスコートの人たちはお金が
ないのでバザーをして資金を集めます。

 バザーをしてお金を得ようというのは分かりますがバット、ボール、グローブの
野球用具を作ってもイギリスでは売れないでしょう。

 それにアールスコートの人達は貧しく、バザーなんかやる暇ないのでは?
こういうところは安易で、物語が軽く感じるんですが・・・。





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小公子セディレビュー 31話 32話 33話

31話 「おじいさんは鬼伯爵なんかじゃない!」

【物語】

 セディはお母さんが倒れたと聞いて一目散に馬で駆けつけました。セディはお母さんが肺炎かもしれないと聞いて、付き添いで寝ずの看病をします。そして朝になってお母さんの熱は下がっていたのです。セディはハートルの家の屋根が修理されているかどうか見に行きましたが、相変わらず屋根を直した気配すらありません。アールスコートの人々は「伯爵が俺たちの事を心配したりするもんか。伯爵は鬼だ!」と言うのです。セディにはショックでした。自分の大好きなおじいさんが鬼伯爵と呼ばれていたのです。セディはドリンコート伯爵にハートルの家の屋根が修理されてないと報告します。そしてセディはニューイックさんが忙しいからと言って、おじいさんに屋根の修理をしてほしいとお願いします。

【感想】
セディ・31-1前半は母アニーの看病が描かれ、セディの看病のおかげで良くなりましたね。
「伯爵が俺たちの事を心配したりするもんか俺たちの事なんか
               これっぽっちも考えていないよ。伯爵は鬼だ!」

 アールスコートの村人はこう言い、セディはショックを受けたようです。自分の
大好きなおじいさんが「鬼伯爵」と 呼ばれていたのを初めて知った感じです。

 セディはドリンコート伯爵に屋根の修理をしてほしいとお願いします。この辺原作
ではアールスコートが酷い有様なのはニューイックさんやモーダント司祭が指摘したの
ですがドリンコート伯爵が無視したのです。

「アールスコートの連中なんぞさっさとくたばって墓の下へとっと入ればいいんだ」

 とまで言ってたんですが、セディに言われ伯爵は自分の行為を恥ずかしく思うんです
よね。アニメではニューイックさんがその辺りの負の面を引き受けた感じです。

セディ・31-2セディはおじいさまが、アールスコートの村人に「鬼伯爵」と 呼ばれていたのを初めて知りました。


32話 「本当だよ!これ母さんの馬車なんだ!」

【物語】

 セディがドリンコート伯爵家に来てから初めてドリンコート伯爵と一緒に教会へ日曜礼拝に出かけます。ヒギンスさんはセディがニューイックさんに書いてくれた手紙のおかげで病気も良くなり元気に働けるようになったのです。ところがセディは、あれはおじいさんがしてくれた事で、おじいさんはいつも村の人達の事を心配していると言い、さらに今度はアールスコートを建て替えようとしているとまで言うのです。村の人達は驚きドリンコート伯爵も後には引けなくなり、村人達の前で約束するのでした。

【感想】
セディ・32セディは「おじいさんは村人達を心配している、それだけでなくアールスコートを建て替えようとしている」と言ってしまいます。
 今回セディはドリンコート伯爵と教会へ日曜礼拝に出かけ、そこにヒギンスさんが
セディの手紙で病気が良くなったと言いにきます。

 するとセディは「あれはおじいさんがしてくれた事でいつも村人達を心配している、
それだけでなくアールスコートを建て替えようとしている」と言います。

 セディが平気で村人の前で言うのでドリンコート伯爵も後には引けなくなり、村人達
の前で 「お前達はどうやらわしを誤解しておったようじゃな、セディの言う通りじゃ」
とセディに言われ結局ドリンコート伯爵は立替を約束します。

 ドリンコート伯爵はセディの言うがまま行動し人に優しく振舞うのは気持ちが言い
事を学んでいきます。つまりセディの発言で変わらざる得ないんですよね。

 最後には母アニーの為に小型の馬車を与えたりとドリンコート伯爵の心情に変化が
出てきたことがわかります。


33話 「奇跡!きまぐれ?伯爵の決意!」


【物語】

 ドリンコート伯爵は再びセディと一緒に馬で遠乗りに出かけます。アールスコートのそばを通りかかった時、セディはちょっと寄ってみようと言ってところが屋根はまだ直っていませんでした。ドリンコート伯爵の顔はみるみる険しくなりニューイックを呼びつけ、なぜ屋根を直さないのか尋ねます。ドリンコート伯爵はすぐにアールスコートの家をすべて建て替えなければ首だと言ってニューイックを追い返してしまうのでした。村人たちはアールスコートを建て替えるという噂を耳にすると、最初は半信半疑でしたが、建設が進むにつれて噂は本当だったと実感するのでした。

【感想】

セディ・33セディはおじいさんは暴君ではなくとても優しい伯爵であるといいます。伯爵はそれを聞き自分自身の過去の行いを考えます。
 セディはホッブスさんへの手紙でおじいさんは暴君ではなくとても優しい伯爵で
ある事が書いてありドリンコート伯爵は自分自身の過去の行いを考えます。

 でもドリンコート伯爵は口では自分の今までの行ないを悔いますが具体的にその
暴君ぶりは描かれませんでした。

 「ペリーヌ物語」でのビルフランは酔っ払った御者のギョームをいきなり首にする
ようなエピソードのようなものはなかったです。

 でもビルフランは社長としての能力は非常に高く、その上で頑固です。というより
頑固でなくては社長としてやっていけないという感じでした。

 それに対しドリンコート伯爵は領主としての能力は低そうです。 というより貴族
という立場にあぐらをかいている人物で、単なる我侭な人物に感じます。

 ビルフランに比べドリンコート伯爵はあまり魅力的な人物には見えません・・・
でも、まぁ・・・これは原作がそうなので仕方がないですがね。





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小公子セディレビュー 28話 29話 30話

28話 「プレイボール!伯爵対セディ!」

【物語】

 朝から雨が降り続きセディはボールを作って馬小屋で投球練習を始めます。イギリスでは野球はほとんど知られておらずセディは2人に野球のルールを教え、3人で馬小屋の中で野球を始めます。しかしセディはどうしても本当の野球がしたくなり、屋敷の人間を集めてグローブとバットを作り始めました。セディとウィルキンスは木材を切りだしてバットを作り、メイドたちはグローブを作ります。バットとグローブができたところで屋敷の使用人やメイドを集めて野球の練習が始まりました。その様子を見ていたドリンコート伯爵も参加する事になりました。

【感想】

セディ・28気難しく頑固なドリンコート伯爵までバッターボックスに立ち、ホームランを打ったりして情緒のようなものはないです。
 今回セディがニューヨークと同じように野球をやりますが、勿論原作にはない
エピソードです1890年ではイギリスでは野球は行われていませんしね。

 これは日本人に向けたサービス、本来イギリスならクリケットをするでしょう。
でもクリケットだと日本人には理解できないです、だから野球になったと・・・

 前作「愛の若草物語」でも思いましたが、原作にある情感のようなものがなくなって
いるのが残念です。


29話 「伯爵が怒った!ニューイックを呼べ!!」

【物語】

 セディはウィルキンスと一緒に馬でコートロッジのお母さんの所まで出かけます。その後、セディは足をケガしたハートルという名の少年に出会いました。ハートルの家はとてもボロい長屋でそこら中、雨もりしてきました。セディはなぜ雨もりを直さないのか尋ねますが、ハートルの両親は領地の管理人であるニューイックさんに何度もお願いに行ったけど、全然聞いてくれないと言うのです。セディはニューイックさんがなぜ屋根を直さないのか不思議に思いました。そしてドリンコート伯爵にハートルの家の雨もりのひどさを説明し、ニューイックさんに手紙を書いてくれるようお願いします。

【感想】
セディ・29肌で領民の暮らしを知るセディですが、伯爵に改善の手紙を書く彼の優しさが光りますね。
 セディはアールスコートのハートルの家までお見舞いに薬を持ってでかけますが
雨が降りハートルの長屋はそこら中、雨もりしてきます。

 この辺りでようやくセディは貧しい領民の暮らしを知ります。セディの生まれつきも
あるのですがやはり自由の国アメリカ生まれなのでこういう事するのでしょう。
セディもアメリカではただの一市民だったのでね。


30話 「母さんの病気はぼくがなおす!」

【物語】

 翌日ニューイックは屋敷に呼び出されドリンコート伯爵から領地の管理がなっていないと厳しく注意されます。セディはそれからも何度かアールスコートに通いますが、屋根はいっこうに直りません。アニーは雨の日も風の日もモーダントと一緒にアールスコートの貧しい人々の家を訪ねて歩きました。アニーは病気のルシルの看病をしていたのです。アニーの帰りが遅いのでアニーのまかないをしているケティおばあさんが迎えに行こうとした時、アニーはふらふらと帰ってきました。しかしアニーは朝から体調が悪かったにもかかわらずルシルの看病で夜遅くまで無理をしすぎた為、とうとう玄関先で倒れてしまったのです。

【感想】

セディ・30ニューイックは長屋を直せと言われても、金を出さないくせにと陰口をいいます。伯爵の怠惰を見てきているので当然の言い分ですよね。

 ニューイックはドリンコート伯爵から領地の管理がなっていないと厳しく注意され
ます。どうやらニューイックはこの作品では悪役みたいです。原作ではこんな悪人
ではなく、むしろ悪いのはドリンコート伯爵なのですがね。

 ニューイックは長屋を直せと言われても、金を出さないくせにと陰口をいいます。
ドリンコート伯爵は長屋を直す資金とかどう考えているのかな?ニューイックさんは
思いつきの行動と言いますが今までの伯爵の怠惰を考えれば当然ですよね。

 原作はドリンコート伯爵の傲慢さが、すべての元凶ですがアニメではその辺り
分散されています。


 


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小公子セディレビュー 25話 26話 27話

25話 「未来の名君セディ、初めての仕事!」

【物語】

 司祭のモーダントはヒギンスをこのまま家に住まわせて小作料の支払いを待ってほしいと再度ドリンコート伯爵にお願いに行きますが、ドリンコート伯爵は領地の管理はニューイックに任せてあると言うばかりです。ドリンコート伯爵はセディをそばに来させると「セドリック、こんな時お前だったったらどうする?」と尋ねたのです。セディは「もし僕がおじいさんみたいにお金持ちで、こんなに小さな子供でなかったら、ヒギンスさんを置いてあげます。そしてお医者様を呼んであげます」と言いました。

【感想】
セディ・25モーダント司祭はドリンコート伯爵に会い、小作料の支払いを待ってほしいとお願いします。
 モーダント司祭はドリンコート伯爵に会い、小作人のヒギンスが働けない状態
だから小作料の支払いを待ってほしいとお願いします。

 ようやく領民が小作料を払うかどうかという事が出てきますが、でも小作料はどれ
くらいで、どのくらい取るのかとか詳しい事がよく分かりません。

 この時代のイギリス貴族と領民はどんな関係なのか、分からないというのが
「小公女セディ」の世界観を曖昧にしています。

 原作は1886年出版なので、イギリス貴族が理解できる年代なのに対し現代は
そうではないのである程度描写してくれないと困ります。


26話 「落馬!大ケガ!?ぼくが悪いんです!」

【物語】

 ドリンコート伯爵はセディに白馬をプレゼントしリトルプリンスという名前を付けました。そしてドリンコート伯爵は自分と一緒に馬で遠乗りに出かけようと言います。リトルプリンスの世話係のウィルキンスと一緒に馬を歩かせていると突然リトルプリンスの前を野兎が横切り、驚いたリトルプリンスはセディを振り落とし地面に落ち意識を取り戻しませんでした。セディは屋敷に運ばれ、すぐにレックス先生に診察してもらいますが、セディはおじいさんと一緒に馬で遠乗りできるようになる為、一生懸命になりすぎていたのでした。ドリンコート伯爵はセディの部屋を訪れると、おじいさんと一緒に馬で遠乗りしたいばっかりに無理をしてしまったセディに無理をしてはいけないと言います。そして翌日には熱が下がり再びセディは無理をしないように乗馬の練習を始めるのでした。

【感想】

セディ・26オープニングにもありますげ、まさに白馬に乗った王子様そのものですねw
 ドリンコート伯爵は乗馬の練習をするセディに白馬をプレゼントし「リトルプリンス」
という名前を付けました。まさに白馬に乗った王子様そのものですねw

 しかし野兎が横切り、驚いたリトルプリンスはセディを振り落としてしまいます。
指導したウィルキンスはセディに怪我をさせてしまったので、辞めると言います。

 しかしドリンコート伯爵は「お前がやめればセドリックが治るとでも言うのか」として
ウィルキンスの処分についてはセドリックが治ってからと言います。

 その後セディは目が覚めた時、ドリンコート伯爵とウィルキンスと一緒に乗馬を
したいと言ったので、どうやらウィルキンスは罰を受けなかったようです。

 この辺ドリンコート伯爵がウィルキンスを許したかどうかの、描写がなく曖昧なまま
終わってしまいました。


27話 「いつの日かドリンコート伯爵になる!」


【物語】

 それから数日後、ドリンコート伯爵はいてもたってもいられなくなり、とうとうセディと 一緒に馬で遠乗りに出かける事に決めました。2人は小高い丘の上まで来て馬から降りて休憩を取ります。ドリンコート伯爵は丘の上から見える見渡すかぎりの領地のすべてを自分が死んだらセディに譲ると言います。しかしセディは「僕いりません。僕おじいさんにずっと生きていてもらいたいんだもの」 と答えるのです。ドリンコート伯爵は「優しい事を言うんだな。だがいつかは、お前の物になる。いつかお前はドリンコート伯爵になるんだ」とつぶやくのでした。

【感想】

セディ・27ドリンコート伯爵は見渡すかぎりの領地のすべて、セディに譲ると言います。
 ドリンコート伯爵はセディと一緒に馬で遠乗りに出かけますが、この辺りから
伯爵が孫セディを可愛がる描写が増え、そして作品の雰囲気も軽くなったりします。

 ドリンコート伯爵は丘の上から見える見渡すかぎりの領地のすべてを自分が
死んだらセディに譲ると言います。

「僕いりません。僕おじいさんに
          ずっと生きていてもらいたいんだもの」

 原作にもあるセリフでセディの優しさが伝わるシーンです。セディのこのセリフが
普通に素晴らしいと感じるように物語を進めてくれないと困るのですが・・・
それに今までを見るとドリンコート伯爵は単なる我侭で傲慢な人物ですよね。


 


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小公子セディレビュー 22話 23話 24話

22話 「セディが起こした奇跡!!」

【物語】

 ブリジットは怯えながらも勇気を出してドリンコート伯爵に正直に壷を割った事を告白しました。しかしドリンコート伯爵はブリジットを許そうとはしませんでした。そんなドリンコート伯爵を見たセディは「おじいさんは間違っています」と言って抗議します。
ドリンコート伯爵はセディの姿をブリジットを許します。ジェーンは再びお屋敷で働こうと決心し帰ってきました。メロンはセディのおかげでドリンコート伯爵に奇跡が起きたと言って涙を流して喜びます。翌日の朝早く、ハリス夫人はブリジットを連れてこっそりとロンドンに帰ろうとするとセディは別れを告げるのでした。

【感想】

セディ・22-1ブリジットを許さないドリンコート伯爵に抗議するセディ!この辺は怖いもの知らずですね(^^
 ブリジットはドリンコート伯爵に正直に壷を割った事を告白しましたが、伯爵は怒り
ブリジットを許そうとはしませんでした。 それを見たセディは

「おじいさんは間違っています!ブリジットはおじいさんに正直に言いました。
壺を割ったのは 私だって、なのにブリジットを怒るのは卑怯です」

 正直に話すのは当然で、相手が許すかどうかは別問題ですが、まぁ、許さないと
言い切るドリンコート伯爵もどうかという気はしますが・・・

 それとサブタイトルの「セディが起こした奇跡!!」ですが制作者が「奇跡!!」
とつけてしまうのはね・・・ そもそも奇跡なのかこれ?


23話 「母親には絶対に会わすな!!」


【物語】

 日曜日ドリンコート伯爵は痛風で足の具合が悪く礼拝には行けそうにありませんでした。ドリンコート伯爵はセディ1人で礼拝に行くように命じますが、教会で母親に会わせる事を嫌いメロンに、礼拝が終わったらすぐに屋敷に戻り母親とは口をきかせないようにと命じてしまいます。しかしメロンはセディとお母さんを引き離す事が忍びなく、しばらくの間2人が話をするのを黙認するのでした。 ドリンコート伯爵が痛風で苦しんでいる事を知ったアニーは痛風の手当ての仕方を書いた手紙と薬草をコッキーに頼んでセディに手渡してもらいます。セディはその手紙に書いてある通りに薬草を処方し、痛風に苦しむドリンコート伯爵の足を手当てしました。ドリンコート伯爵も最初は半信半疑でしたが、しだいに足の痛みも和らぎセディとの会話を楽しむのでした。

【感想】

セディ・23ドリンコート伯爵はセディと母親を、会わさないようにと改めていいますね。
 「小公子セディ」では引き裂かれた親子というのを強調して、描いているので
おかしな所が色々出てきています。

 セディは伯爵をいい人と考えているのに何故「お母さんに会わせてください」と言わ
ないのか?セディは自分と母親が引き離されてる現実をどう考えているのか?

 アニメでセディはドリンコート伯爵の命令で自分と母親が引き離されているのを
認識できるはずです。観ている視聴者もこれを理解しているんですよね。

 常識で考えればセディはドリンコート伯爵を憎んだり恨むのが普通です。しかし実際は
セディは伯爵を慕うという奇妙な描写が続き、その為に視聴者はセディというキャラに
ついていけなくなってしまっています。 

 原作ではお母さんがイギリスでは一緒に住めないことをセディに話して聞かせドリン
コート伯爵の命令である事を隠すという設定があるので無理なくお話が進みます。
アニメではこれが抜けた為おかしくなっているのが分かります。


24話 「おじいさんの嫌いなアメリカ人の手紙!」

【物語】

 セディはチェンバレン先生の指導のもと今日も乗馬の練習をします。そこへセディ宛の手紙が来ました。ニューヨークのホッブスさんからでした。しかし手紙の最後に、これからもお母さんとおじいさんとセディと3人仲良くやっていくよう心からお祈りしますと書かれており、それを聞いたドリンコート伯爵は急に機嫌が悪くなって屋敷に帰ってしまいます。セディには、なぜおじいさんの機嫌が悪くなったのかわかりませんでした。そんなドリンコート伯爵を見ていたメロンは礼拝の時にセディとアニーを会わせてしまったと言って謝ります。しかしドリンコート伯爵はセディとアニーが会う事を許してくれたのです。

【感想】
セディ・24-1手紙にお母さんの事が書かれていたので、伯爵は機嫌が悪くなってしまいます。原作同様に伯爵は母アニーに嫉妬します。
 
 ドリンコート伯爵はセディと母アニーが会うことを許します。常識で考えれば伯爵が
セディと母アニーを引き離しているのが視聴者にも分かります。

 セディもお母さんと離れて暮らしているんで、余程鈍感でなければドリンコート伯爵
の命令と分かるはずです。しかしセディはそんなドリンコート伯爵を嫌ったりせずそれ
どころか慕うという奇妙な描写が続くので混乱します。

 セディはドリンコート伯爵が、自分とお母さんとを引き離している事に気がつかない?
そうなると今度はセディって、あまり賢い子供とはいえなくなります。

 セディというキャラが理解できませんし、かといって共感もできずついていけません。
物語展開の不備が、セディというキャラクターを理解できない子供にしていますね。


 


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小公子セディレビュー 19話 20話 21話


19話 「馬に乗れるなんてほんとうに素敵だ!」


【物語】

 モーダントは病気で働けない村人に代わって、小作料の支払いを待ってほしいとドリンコート伯爵にお願いに来ました。ところがドリンコート伯爵は聞く耳を持ちません。そんな時、チェンバレン先生と一緒に乗馬の練習をしているセディに出合ったのです。ジェーンがふもとの村の姉の家に行くと聞いてセディも一緒について行く事にしました。途中コッキーに出会い、3人でジェーンの姉のデイブルの経営するパン屋さんを訪れます。村ではドリンコート伯爵家の若君が来たと言って大騒ぎになりますが、コッキーは気にもとめずにセディに村を案内してまわります。

【感想】

セディ・19モーダント司祭は小作料の支払いを待ってほしいとドリンコート伯爵にお願いしますが、すげなく断わられます。
 モーダント司祭は病気で働けない村人に代わり小作料の支払いを待ってほしいと
ドリンコート伯爵にお願いしますが、伯爵はすげなく断ります。でもこの辺り当時の
イギリスの、貴族社会が分からないと理解しにくい。

 同じような頑なな祖父の心を解きほぐす「ペリーヌ物語」では、ペリーヌが紡績工場
での仕事を通して当時の労働環境などを知り、その上で社長としてのビルフランの
立場や仕事が理解できるので、その後のペリーヌの行為や凄さが理解できます。

 「小公子セディ」では領主のドリンコート伯爵は何をして村人は何をしなければ
ならないのか?領主と領民はどんな力関係にあるのかよく分かりません。

 イギリス貴族社会とはどういうのもなのか詳しく描かれていないので視聴者は作品
の世界観を掴みにくく、物語を理解しにくいですよね。


20話 「おいしい?釣り名人のおくりもの!!」

【物語】

 ピーターは見かけよりいい少年で、セディに自分の釣り竿を貸し出すと、魚釣りのやり方を教えます。セディは釣った鱒を分け前として3匹もらい釣った鱒がとてもおいしく料理されていたので、嬉しくなってジェーンや他の給仕にまで鱒を分け与えてしまうのでした。ドリンコート伯爵は自室で食事を取りました。しかしドリンコート伯爵は鱒を一口も食べませんでした。セディはおじいさんが自分の釣ってきた鱒を一口も食べていない事を知って、とても悲しい思いをするのでした。

【感想】

セディ・20セディはピーターと釣りをしますが、結構釣れました。
 前半はピーターと釣りをしますね。でも若君と領民がこうして遊ぶというのはあり
なのかな?アメリカでは一市民だったセディだからこういう事するんでしょうけど。

 セディは自分の釣った鱒がとてもおいしく料理されていたので、ジェーンや他の
給仕にまで分け与えます。 でもこういう場合は周りの人達はそれは無作法だと
諌めなければならないのですが曖昧になっている気もしますね。


21話 「四ツ葉のクローバーがくれた勇気!」

【物語】

 お屋敷でドリンコート伯爵の大切な中国の壷をブリジットが落として割ってしまったのです。それを見ていたハリス夫人は2人の他に割った所を見た人がいないのを知ると、セディが割った事にしようと言うのです。その時、壷が割れているのをドリンコート伯爵が見つけ、ちょうど現場に居合わせたジェーンが壷を割った犯人にされてしまい、屋敷から連れ出され首にされてしまいます。セディはブリジットにおじいさんの所に行って自分が壊したと言うように薦めますが、ブリジットにはそんな勇気はありませんでした。

【感想】
セディ・21-1ジェーンに自分の事をセディと呼ぶように言いますが、ジェーンからすればそんなことできず無茶な要求です。
 ジェーンに自分の事を若君ではなくセディと呼ぶように言いますが、ジェーンから
すれば主人と使用人との仲が曖昧になりますからできる筈がないです。

 その辺のことを周りの大人は、きちんとセディに説明しなければいけないのでは?
階級社会のイギリス貴族を描いているのに、そういうところが曖昧ですよね。

 むしろ「小公子セディ」ではセディの優しい人柄がこういう風に演出され、それが
作品世界を理解しにくくしている感じ。


セディ・21-2ドリンコート伯爵のツボを割ってしまい青ざめるブリジット(それはそうだよなw)
 ドリンコート伯爵の大切な壷をブリジットが落として割ってしまい結果ジェーンが
壷を割った犯人にされてしまいます。

 ハリス夫人はアレですが、ブリジットはまともだったのか後悔の念に駆られますね。
そしてブリジットはセディに話しドリンコート伯爵に謝りに行きます。





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